(この記事は2022年12月30日に書きました)
「田舎で自分のペースでのんびり暮らしたいな」
「東京まで何時間もかけて通勤するのは疲れたよ」
「自然に囲まれた、のどかなところに住みたい!」
この記事はそんな方に向けて書いています。
こんにちは、すっかり田舎にも馴染んだどんぐりです。
生まれが福島の田舎なんで、山が似合うのだ
今回は「田舎でのんびりスローライフ」に焦点をあててお話します。
▼この記事の内容
- 「田舎でゆっくり暮らしたい」と思う理由
- 田舎暮らしでの失敗談
- 田舎暮らしを成功させるために必要なこと
結論からいうと田舎は「刺激が少ない」、「娯楽・お店が少ない」のは事実です。
しかし「人も仕事量が少なくストレスフリー」、「空気がキレイ、自然が近い」といったメリットもたくさんあるんです。
内容を読めば田舎暮らしの楽しさ・魅力が伝わると思いますよ!
それではいきましょう^^/
▼この記事を書いた人
名前:どんぐり♂
関東から北海道へ移住して5年
自然の中でぼーっとするのが好き
一時期は「都会に行きたい!」と思っていた時期がありました。
都会・田舎両方を経験してみて、やっぱり僕は田舎が大好きです。
「田舎でゆっくり暮らしたい」と思う理由
スローライフやワークライフバランスが定着して、自分のペースで生きたい人が増えました。
僕ももれなくその一人だよ
「田舎でのんびり暮らしたいな」そう思う理由を6つにまとめてみました。
- 人の多い都会に疲れる
- 満員電車で通勤がつらい
- 「夜遅くまで仕事」はイヤ
- 山・海・川が好き。趣味がアウトドア
- もともと田舎・自然が好き
- 子どもを自然いっぱいの場所で育てたい
人の多い都会に疲れる
東京や大阪など大都市圏では娯楽が多く、大勢の人が集まるため、そういった環境に「疲れてしまった」という理由です。
週末のごはん屋さんやショッピングモールは人が集中し、席に案内されるまで1時間待ちも珍しくありません。
僕や妻もそうですが、「人が多いと、見られている気がして落ち着かない」
そんな方けっこう多いはず。
そもそも並ぶのが苦手w
人が多いだけで、自然と疲れやストレスがたまってしまいます。
田舎→そもそも人が少ない
住んでいる人間の数が少ないので、人混みで疲れるということがありません。
行列に並ぶことはないし、散歩してもすれ違う人だってほとんどいません。
行列になるだけの人はおらん
「人が多いところは苦手」そんな方は田舎での生活もいいんでないかなって思います。
満員電車で通勤がつらい
満員電車・長時間通勤は本当にツラい!
満員電車で通勤すると職場に着いた時点ですでに疲れていませんか。
過酷な環境で1時間、2時間かけて通勤するのは本当に大変なことだと思います。
僕も学生時代に経験あるけど、本当に大変なんだ
私はちっこいから、よくつぶされてた…
地方での通勤は30分前後が多い
田舎であれば車で20〜30分で通勤している方がほとんど。
すぐ近くに住んで徒歩で通っている方もいたりします。
電車で通う方もいますが、本数が少ないので使いにくさはあります。
その分いつだって座れるよ♪
通勤で疲れないのは田舎のよいところですね^^
「夜遅くまで仕事」はイヤ
都会では夜遅くまでお仕事される方も多いと思います。
夜の9時過ぎても明かりが点いているオフィスが多くて、当時就職活動をしていた僕は震えたものです。
恐怖でブルブル
その後働いた会社でも夜9時、10時までの残業が当たり前にあってつらい記憶があります。
田舎は定時帰りが基本
基本的に定時で帰っている方がほとんどかと思います。
昭和の時代は深夜まで残業もしたそうですが、今は全く聞かなくなりました。
どこの会社の事務所をみても、夜6時くらいには全員退社して暗くなっているとこが多いです。
僕も妻の職場も全員5時の定時に帰るのだ^^/
山・海・川が好き。趣味がアウトドア
山も川も海も近い!最高のフィールド
アウトドア好きには最高の環境ですね。何をやるにもすぐそこに自然環境が広がっています。
- 釣り
- サイクリング
- 登山
- キャンプ
- スキー・スノボ
どんな場所へでも1時間以内にアクセスが可能です。
移動でストレスがないので、思い立ったらすぐ行けるのもいいところ。
仲間内では「明日キャンプいくか〜」で集まって、家から30分くらいのキャンプ場に現地集合して遊ぶのもよくあります。
自然環境が近いのは素晴らしいこと(普段あまり感じないけど^^;)
もともと田舎・自然が好き
生まれが地方で、もともと田舎・自然が好きって方も多いと思います。
僕もその一人なのだ
僕なんか根っからの田舎者なので、山や川が近くにないと落ち着かないんですよね。
わかる方います?
いたらうれしいなぁ
都会を経験して「これ、違うな…」と理解
10代、20代のうちは娯楽の多い「都会に行きたい!」と思う人がすごく多いです。
僕らの周りもとても多かった!
僕も例にもれずその一人で、大学を編入してまで東京に出て、東京の会社で働きました。
最初は東京での生活がまぶしくて、楽しくて満足していたのですが、徐々に
「都会は自分には合わないのかも」
「山があって川が流れる田舎が恋しいなぁ」
と思うように。
僕みたいな元から田舎生まれ・自然が好きの人は、のどかな環境が合ってそうです。
都会が合う人、田舎が合う人それぞれね^^
子どもを自然いっぱいの場所で育てたい
周りのママさんにすごく多いです「のどかな自然いっぱいの環境で子育てがしたい」
中には子どもさんにアレルギーやぜんそくがあって、空気のキレイな環境に住まれる方も目立ちます。
実際に移住した方の子と遊んだのですが、常に大自然の中を走り回っているせいか足がめっちゃ早い!
ついていけなかった…
体幹も強かったんだぜ
そんでもって肺が鍛えられているせいか、声がデカい!!
遠くからでも「おーい!!こっちだよー!!!」って山全体に響く声で叫んでいました。
自然の中ならとってもたくましい子が育ちますよ^^/
田舎暮らしでの失敗談
今度は田舎で生活をしてみての失敗談を4つにまとめました。
- 買い物の不便さ
- 医療施設の少なさ
- 娯楽の少なさ・退屈
- 子どもの進学先が少ない「高校・大学」
買い物の不便さ
ショッピングモールまで1時間なんて当たり前
大きなショッピングモールやアウトレットまで1時間以上かかることが普通にあります。
大きなお店は人の多い都市部に集中するので、人口が少ない地域からはどうしても遠くなってしまう。
なので「買い物が不便」、「田舎は不便だ」と思う人が多いのかもです。
スーパーやガソリンスタンド、電気屋、本屋まで。必要なものは何でもあるよ◎
小さな町にだって生活に必要なスーパー等は全てそろっています^^/
コンビニも数店舗あるのよ
考えてみると、大型のショッピングセンターは毎週毎週必ず行く必要がありそうですか?
多くても月に1回行ければ十分じゃないかなって思ってます。
普段の生活は節約して、たまのドライブで遠出して買い物するのも楽しいものですよ!
節約にもなっていいことざんまい♪
医療施設の少なさ
大きな病院・総合病院が少ない
大学病院など大規模な病院までは距離が遠くなります。
上で話した「買い物の不便さ」と同じで、大きな病院も都市部に集中するからですね。
小さな町だと個人医院やクリニックが多いです。
ある程度大きな町の郊外がオススメ
大きな町の隣町や郊外なんかは個人的オススメです。
人も多くなく静かでのどかに生活ができて、ちょっと行けば町の中心までアクセスがよいからです。
北海道で考えると札幌の隣町になります。
石狩市からは日本海を眺め、江別市も中心部から離れるとあっという間に田園風景。
のどかでいいとこだよ
自然を感じながら生活しつつ、何かの時は札幌まで行けば病院の不安なく過ごせます。
娯楽の少なさ・退屈
特に若い方は悩みかもしれません「遊ぶところがない問題」
お店や娯楽施設が少ないのは事実で、刺激が少ないのもまた地方のつらいとこ。
意外と娯楽・楽しみが多い
でもよーく考えてみるとお金を使う娯楽は少ないけど、楽しいことってけっこうあるもの。
▼室内の娯楽
- YouTube
- U-NEXT
- アマゾンプライム
▼外の娯楽
- ドライブ
- 家庭菜園
- 温泉めぐり
- キャンプ
- スキー・スノボ
ぱっと思いつくだけでも、こんなにあります!
僕個人としては家庭菜園が大好きです。
外で体を動かすのも健康に良くて楽しい、美味しい^^/
とれたて野菜が美味しいの^^
そして今の時代、家の中でも動画・映画を好きなだけ見れるのは最高ですね。
アマゾンプライムのコスパは本当にすごい!
田舎の娯楽は↓にまとめました^^
「田舎の娯楽はパチンコ屋だけ」なんて昔の話。
探せばこんなに楽しいことがいっぱいあるのです!
子どもの進学先が少ない「高校・大学」
子どもの進学先の選択肢が少ない
高校・大学の数が限られることから進学の選択肢が少ない問題があります。
どの町にも1つは高校があるのですが、いくつも高校があるような都会と比べると少しさびしい。
「子どもが札幌の高校に行くことになって引っ越すことにしたよ」
そんな声をたまに耳にするのも事実です。
▼通学圏内で見れば高校は多い
- 進学校
- 工業高校
- 商業高校
- 普通科の高校
電車やバスでの通学を考えて、隣の市町村まで見れば一通りの高校がそろっていることがほとんど。
都会に比べると数は少ないですが、工業高校から進学校、私立高校までわりとあります。
人が少ない分競争率があまり高くないので、希望の高校へ入りやすかったりもします。
必ず入れるわけではないけどね^^;
倍率はあまり高くないね
大学・専門学校は少ない→一人暮らしで自立を促す
近くに大学や専門学校はないことが多く、電車を使ってもかなり遠方になることも。
この際、子どもに自立を促すためにも1人暮らしを経験させるのが◎かなと思います。
僕も大学から1人暮らし~
実家から通えればそれもいいのですが、親元を離れることで料理や掃除、生活全般を1人で行うため大切な「経験」を積めます。
北海道では高校から遠方の高校の寮に入る子もけっこう多いです。
早くから親元離れた子は
「実家での親のありがたさ、苦労がよくわかった」
「社会人になったら故郷にもどって働きたい」
とまぁ驚くくらい成長して戻ってきます。
早いうちから自立した生活をさせるのは、子どもの成長にとてもいいことかなと思っています。
田舎暮らしを成功させるために必要なこと
田舎に住んでみて「最高だ~ずっとここに住みたい!」と思えるように、成功に必要なことは4つです。
- 田舎でも仕事を見つける
- 収入と支出のバランスを見直す
- 田舎のコミュニティに溶け込む
- ゆっくり生活、不便を楽しむ
田舎でも仕事を見つける
当たり前かもですが、田舎でも自分にあった仕事を見つけるのが大切です。
生活費が都会よりかからないとはいえ、収入源は必要ですね。
田舎は仕事が少ない?→けっこうあるよ!
仕事が少ないと思われがちな地方ですが、探せばけっこうあるんです。
人出が足りないトコも多いって聞くね
医療関係の求人は多いですし、製造業やサービス業もたくさんあります。
IT関係の仕事ならリモートでもOKですね。
探す時は地元のハローワークや、ネットなら大手のリクナビNEXTも便利です。
>>リクナビNEXT僕もネットから今のとこ探したんだ
引っ越す前に田舎の環境を体験できるリゾートバイトもオススメです▼
収入と支出のバランスを見直す
入ってくるお金、出ていくお金もどっちも減る
東京など首都圏と比べると地方の収入は下がることがほとんど。
最低賃金で見ても東京は1000円を超えていますが、地方は800円台のところもあります。
関東で勤めていたころに比べて、北海道での手取りは月10万弱減りました。
「こ、こんなに減るなんて…。生活できるかな」
わかってはいたけど、数字を見ると悲しかった
と不安になったものの、家賃や娯楽のお金が減ったので貯金に回せるお金はあまり変わらず。
毎月7~8万円は貯金できています。
ストレス減った→無駄遣いしなくなった!
お店が近くにないのも理由ですが、残業などのストレスがなくなって物を買わなくなりました。
関東にいたころは休みの日に理由もなく買い物に出かけていた僕。
仕事帰りにも無駄に行ってた
ストレスが減って環境が変わると、自然とお金が出ていかなくなります。
田舎のコミュニティに溶け込む
いいうわさ、悪いうわさもすぐ伝わる
その土地のコミュニティに馴染むことはとっても大切です。
新しい人が引っ越してくると
「どんな人が越してきたの?」
「何歳くらいの人だい?」
「どこから来た人?」
こんな感じで確実に地域の話題になっています。
▼馴染む方法
まずはあいさつ。道ですれちがう時もあいさつを!
そしてその土地に住んでいる人への敬意を忘れずに。
道端で会う人はご近所さんの確立が高いので、ちゃんとあいさつすることが大事です。
あいさつをしっかりしておくと
「新しく来た人、明るくって感じのいい人だったよ~」
とすぐにいいうわさが広がります。
田舎のいいトコでもあり、悪いトコでもあるよな~
僕は人口3000人、8000人、30000人の田舎に住んだ経験があります。
▼道で会った人とあいさつする確率(どんぐり調べ)
3000人規模の町:ほぼ確実に声をかける
8000人規模の町:だいたいの人があいさつする
30000人規模:あいさつする人は2~3割
小さい町ほど、すれ違う人でも確実にあいさつをします。
小学生の列と会った時には
「こんにちはー!」、「こんにちはー!」、「こんにちはー!」とちょっと大変です。
みんな大きな声であいさつしていくんだ^^
挨拶をしっかりして、「何でも教えてもらう」姿勢で謙虚にすればすぐ受け入れてもらえますよ。
ゆっくり生活、不便を楽しむ
無い物は自分で作ればいい
すぐに欲しい物が手に入る都会と違って、田舎ではお店が遠くてに買えないこともあります。
そんな時はDIYで自分で作ってしまうのも楽しいものです。
▼知り合いがDIYで作ったもの
- ウッドデッキ
- ピザ窯
- 家(!!!)
自宅のウッドデッキやピザ窯、さらには家まで自分で作ってしまう人たちがいます。
近所の方が自家製のピザ窯を作ったの^^/
作った人たちに話を聞くと
「意外となんとかなる」
「作っている時間が楽しい」
「ネットで調べたら作り方がわかる」
そんな風に楽しんでいる様子がひしひし伝わってきます。
大量に木を発注していたら、「業者さんですか?」と勘違いされた方もいるんです。
実際に作業現場を見に来たってw
ちょっとくらい不便でも不幸なんてことは全くない。
考え方・行動しだいで楽しいことに変えていけるのです。
買い物はたまにするから楽しい!
たまーにショッピングをすると今まで以上に楽しさを感じます。
普段なかなかお店に行けない分、買い物に出かけるときはいつも楽しみ。
「何買おうかな、何食べようかな。ワクワク」
遠足に出かける前の気分といったら伝わるでしょうか。
前日からソワソワしとる
田舎に住むと気軽に行けないので、ショッピングモールやアウトレットの時間を大切にするようになりました。
合わせて節約も自然とできるので家計にとっても◎ですね。
まとめ→田舎でゆっくり暮らそうよ!楽しいスローライフ
田舎のいいところも悪いところも、まとめてお伝えしました。
田舎は自然がいっぱい、のんびりスローライフ
不便なこともありますが、それを上回る楽しさや喜びもあるのが田舎のいいとこ。
僕は田舎に住んでみて幸せです
現代は忙しい生活に疑問を感じたり、ストレスを抱えている方も多くなっています。
そんな時は「田舎でゆっくりスローライフ」も1つの選択肢として悪くないと思うのです。
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