2023年3月21日に書きました。
「北海道には梅雨がないってきいたよ」
「北海道でも6月は多少ジメジメするものなの?」
この記事はそんな方に向けて書いてます。
こんにちは、どんぐりです!
関東にいたころは、梅雨のじめ〜とした感じが苦手で汗が止まりませんでした。
梅雨が好きな人いないはず
私も苦手〜
今回は北海道に移住してから、「6月ってこんなに快適なの!?」と感動したエピソードになります。
▼この記事の内容
- 北海道は梅雨がないの?
- 「えぞ梅雨」とは?
- 道民の過ごし方:6月は涼しくて快適
- 北海道6月の降水量
結論から言うと、近年では北海道も「えぞ梅雨」なるものがあり、6月は雨が増えます。
しかし蒸し暑さは一切なく、むしろ「寒さ」を感じるほど快適な6月なのです。
6月でもストーブ焚きます
内容を読むと北海道の6月がいかに快適か、どれだけ涼しいのかがわかりますよ。
それではいきましょう^^/
▼この記事を書いてる人
名前:どんぐり♂
関東から北海道へ移住して5年
自然や田舎、畑が大好き★
北海道でも6月はそこそこ雨が増えるんだけどね。
暑いどころか、むしろ涼しい!半袖じゃ絶対に寒いよ〜
北海道は梅雨がないの?
かつては全く梅雨がなかった北海道
元々梅雨の原因となる梅雨前線が北海道にはかからなかったので、道内には梅雨がないと言われていました。
なので北海道の高齢者に梅雨のことを聞くと、真面目な顔をして
「梅雨ってなんだ??」
と言われます。
最初は冗談かと思ったけど、本当に知らないんだ…
中には「ああ、内地の雨のことだよね?」と知っている人もいるけど、少数だったね
最近は温暖化のせいで北海道でも雨が増える
温暖化が進んで、気候が少しずつ変わっている現代。
その影響か、北海道も6月に雨の日が増えることから、「えぞ梅雨」と呼ばれるようになりました。
「蝦夷(えぞ)」は北海道の昔の呼び方だよ
蝦夷地と呼ばれていたんだよね
雨の日が増えるといっても、6月の札幌の降雨日数は平均で6日。
本州の梅雨と比べると「全然降らんやないか!」が僕らの本音です…
「えぞ梅雨」とは?
正体→オホーツク高気圧
5月下旬から6月にかけて、北海道も雨の日が少し増える「えぞ梅雨」
正体は本州の梅雨とはちがい、オホーツク海高気圧によって、つめたく湿った空気が北海道に流れるのが原因です。
それであんなに寒い梅雨なのね
梅雨前線の雨じゃなかったのか
梅雨前線は北海道まで北上すると、自然に消滅
本州の梅雨の原因となる「梅雨前線」は、7月ごろになると北上を始めます。
北上すると、本州の方は「梅雨明け」だね
そして北海道の位置まで北上すると、自然に消滅するので「北海道に梅雨はない」と言われるのです。
▼雨が降る理由
本州の梅雨→梅雨前線(じめじめ蒸し暑い空気)
北海道のえぞ梅雨→オホーツク高気圧(ひんやり湿った空気)
道民の過ごし方:6月は涼しくて快適
6月って暑い?→涼しくて快適
北海道の梅雨の時期って確かに雨が増えます。
曇りの日も増えるなぁ
けど本州と大きく違うのが「むし暑い」、「ジメジメ」といった感じが全くしないのです。
寒がりの人は6月にもストーブを焚く北海道
ここは北海道。6月でも朝や夜は冷え込み、高齢者や寒がりの人はストーブを使います。
それぐらい涼しい気候なので、北海道の6月は日中ひじょ〜に快適な気温なのです。
昼間は長袖1枚で十分ですが、半袖はとてもとても寒くて着れません。
特に雨の日は長袖シャツ1枚だと寒さを感じる人も多いでしょう。
6月の雨の日は寒いぞ〜
「えぞ梅雨」によって雨が増える北海道の6月。
しかし不快な感じは全然せず、涼しくて快適な時期なのです。
意外と観光の穴場シーズンなのだ
北海道の6月の気温
どれくらい北海道の6月が過ごしやすいのかを、各都市で比較しました。
各都市 | 平均気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 |
札幌市 | 17.0℃ | 21.8℃ | 13.4℃ |
東京(23区) | 21.9℃(+4.9℃) | 26.1℃(+4.3℃) | 18.5℃(+5.1℃) |
大阪市 | 23.6℃(+6.6℃) | 28.0℃(+6.2℃) | 20.3℃(+6.9℃) |
福岡市 | 23.3℃(+6.3℃) | 27.2℃(+5.4℃) | 20.3℃(+6.9℃) |
※気象庁のデータ「1991年~2020年」より
こうやって見ると、札幌の気温の低さが目立ちますね。
6月の北海道がいかに涼しくて快適かがわかると思います。
山間部や太平洋側に行くと、さらに気温が下がるよ。
寒い日は一桁の日も全然あるの。
梅雨の時期は北海道で暮らしたいなぁ
北海道6月の降水量
次は実際に雨の量がどれくらい違うのかを比べました。
各都市 | 6月の降水量 |
札幌市 | 50.5mm |
東京(23区) | 168.5mm |
大阪市 | 172.0mm |
福岡市 | 123.0mm |
こうやって見ると、北海道(札幌)がいかに雨の日が少ないのかがわかりますね。
東京や大阪の1/3以下、福岡の半分以下しか雨が降らないのです。
札幌の6月の雨の日は平均で6日ほど
これだけ雨が降らないと「水不足にならないの?」と心配な方もいるはず。
北海道は年間を通して雨が少ないですが、実は湧き水がスポットが豊富。
実は、すごく水が豊かな土地なんです。
▼湧き水の仕組み
①冬に降った大量の雪が大地に浸透する
②約100年の月日をかけ、地層でろかされる
③キレイになった水が、湧き水としてあふれ出る
僕らが湧き水で飲んでいるのは、約100年前の雪が、ろかされたものだよ
そんなに長い時間がかかるなんて、ロマンチックね~
100年も前に降った雪が長い時間をかけて、森や大地の力できれいにろかされる。
それが湧き水として帰ってくるなんて、素敵な話じゃありませんか?
本州出身の僕らは感動!
6月がこんなに涼しいなんて!
昔から梅雨が嫌いでした。
あのなんとも言えないじめ〜っとした感じ。
体だけでなく精神にも影響を与えるような、そんな暑さ+湿気が最高に嫌だったんです。
何するにもおっくうになるな
生まれてから20歳までず〜っと太っていた僕にとって、梅雨の時期は常にサウナの中にいるよう。
何もしてないの汗をかいて
友人「なんで汗かいてんだよ!」
僕「デブだからだよ!!」
そんなやりとりもありました。
今は痩せて標準体型になった
北海道の6月は全く汗をかかない
本州の梅雨のつらさを知る僕ら。
移住してから初めての北海道の6月を体験し
すごい快適!ジメジメしないよ。むしろ半袖じゃ寒いな^^
私は寒くて…長袖が2枚は必要よ^^;
女性には半袖はきついかも
けど晴れ間も思っていたより多くて、梅雨って感じがしないね
2人して感動しっぱなしでした。
当時の太っていた自分に教えてやりたい。
「梅雨の時期に涼しいトコもあるんだぞ」
って。
暑がりな人は北海道に移住すると、梅雨も涼しくて快適ですよ!
まとめ→北海道は「えぞ梅雨」はあるけど、涼しくて快適♪
北海道の6月は涼しくて快適→半袖では寒すぎる…
近年では北海道も「えぞ梅雨」の影響で6月は雨の日が増えます。
それでも蒸し暑さは全く無く、むしろ涼しくて快適です。
女性は半袖は絶対無理よ。寒いもの〜
僕でも6月は長袖を着るからね。朝晩はけっこう冷えるよ^^
半袖だけだと「寒い!」と感じる方が大半でしょう。
特に朝晩は冷え込むので、長袖+羽織るものがあると間違いないですね。
本州出身の僕らは、北海道の6月があまりに快適でした。
蒸し暑い空気、雨のにおい、エアコンの効いた電車が懐かしい
北海道旅行を計画している方は、避暑の意味も含めて「6月」がけっこう穴場だったりしますよ^^/
▼ANAで行く国内旅行「スカイツアーズ」
ANAの飛行機とホテルがセットになった「スカイツアーズ」
ANA便は飛行機の本数も多く、時間の選択肢が増えるため、旅行の日程を組みやすいです。
格安航空と違って、飲み物などの機内サービスがうれしい^^
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ANA同様に、飛行機の本数が多いのがうれしいですね~。
ANAもJALも座席が広くて好き♪
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