「冬は足元が冷たくなるのがつらい」
「足先が暖かったら、もっと外に出るんだけどな」
「冬も快適な、暖かくてオススメのブーツないかな?」
そんな方はいませんか?
こんにちは、万年冷え性のどんぐりです。
男性で冷え性と言うのは恥ずかしく、そして冬はつらい思いをしてきました。
いつも足先がキンキンに冷えてました。
そんな私でも、いつも足元をほかほかにしてくれるブーツがあります。
それは雪国北海道で大人気のソレルのブーツです。
今回はソレルの中でショートブーツの位置付け、メンズの「シャイアンⅡ」のご紹介をしていきます。
▼この記事に書かれていること
- ソレルのショートブーツ【シャイアンⅡ】とは
- 北海道で大人気!ソレルの他のブーツたち
- シャイアンⅡで冬の北海道を越してみて
結論からお伝えすると、冬の北海道でも文句なく暖かく過ごすことができます。
大きさもシューズより少し大きい程度なので、運転の支障にならないのが嬉しい。
内容を読んでいただければ、ソレルが北海道で人気の理由がわかりますよ!
▼この記事を書いた人
・名前:どんぐり♂
・関東から北海道へ移住して5年
・夏も冬も道内を巡るのが大好き
ソレルのブーツは冬に欠かせないアイテムです。私も妻も北海道に来てから、その魅力にとりつかれて買ってしまいました。
▼妻が使用しているソレルの「ティボリⅣ」はこちらです
▼初めて買ったソレル「1964パックナイロン」はこちらです
ソレルのショートブーツ【シャイアンⅡ】とは
・ソレルとは
1962年、カナダで誕生した「SOREL(ソレル)」。
世界に先駆けて底の部分にラバー、その上にレザーを使う組み合わせを開発。
60年経った今でも「冬のブーツはソレル」と世界基準の製品となっている。
そんな冬のブーツの王様ソレルが作り出した、「冬でも暖かく、町でも使いやすいショートブーツ」。
それがシャイアンⅡです。
動きやすくて、脱ぎ履きもしやすいよ!
名前 | シャイアンⅡ |
使用限界温度 | ー32℃ |
サイズ | 25~29cm |
重量 | 601g(27cm) |
色 | ブラウン、ダークブラウン、ブラック、グレー |
素材 | アッパー部:フルグレインレザー&スエード(両方とも防水加工) ボトム部:ラバー |
使用限界の温度は驚きのー32℃!
ー32℃って想像つかないよ!
カナダやアラスカなど外国の寒い地方でも適応しているのがすごい!
日本国内であれば、これ1つあればオッケーです。
シャイアンⅡのデザイン
色展開は4色で
- ブラウン(Chipmunk Black)
- ダークブラウン(Tobacco Black)
- ブラック(Black)
- グレー(Quarry Buffalo)
写真はダークブラウンです♪
光の加減で少し明るくみえるかも
後ろからの見た目はこんな感じ。
ブランドの「SOREL」の文字が目立ってカッコいいですね!
斜め後ろからの画像はこちら。
レザーの部分とラバーの部分はツートンカラーのようになっており、おしゃれです。
ラバーの部分は汚れがついたら、布を湿らせてゴシゴシ拭くことができます。
気兼ねなく使えるのが嬉しい
雪の降り始めと雪解けの時期は、地面がぐちゃぐちゃになるのですごく汚れます。
その時に水拭きでサササーと拭けばさっぱりきれいになりますよ。
少し見えにくいですが、左側にSORELのマークとWATER PROOF(防水)の文字が。
アッパー部は「フルグレインレザー&スエード」の素材でできており、高い防水性能があります。
もちろんラバーとのつなぎ目部分もしっかり防水されています。
雪や雨、水たまりに入っても大丈夫♪
最後に靴底にも特徴があります。
靴底は北海道でのいわゆる「冬靴」のように滑りにくい素材・作りになっています。
北海道では冬仕様の靴を履くんです。
この靴底のおかげで雪の斜面の上り下りも安全に歩くことが出来ました。
雪国で転ばないということ、とっても大事なことなんです。
ケガする方も多いからね…
シャイアンⅡのサイズ感:少し大きめが◎
サイズ:普段の靴よりも1~1.5cm大き目が良い
ブーツなのでいつも履いているシューズより、少し大きめを買うと間違いないです。
私は普段26.5~27cmのシューズですが、シャイアンⅡは28cmを購入しました。
冬は厚めの靴下を履くので、このくらいがちょうどよく履けます。
普通の靴下では少し緩めの印象
通常の靴下なら+1cmの27.5cmくらいがベストだと思います!
シャイアンⅡのココがすごい!ぽかぽかが続く暖かさ!
シャイアンⅡは北海道の冬を乗り越える心強い相棒です。
少し丈の短いショートブーツですが、すごい点が山ほどあるんです!
ずっと語りたいけど、短くまとめます。
- ー10℃でも冷え知らず。ぽかぽか暖かい!
- 動きやすく、運転も普段通りこなせる!
- 脱ぎ履きがとても楽!
- 抜群の防水仕様で雪原に飛び込める!
ー10℃でも冷え知らず。ぽかぽか暖かい!
真冬の北海道でも冷えることなく、非常に快適で暖かく過ごせます。
体感としては
ー10℃まで→動かなくても暖かい
ー10℃以下→じっとしていると冷えるが、少し動けば暖かさが続く
普通の気温では、基本的に履いているだけで足元が暖かいです。
ー10℃以下の厳しい寒さでも少し歩くと足がぽかぽかしてきます。
動かないと足元がじんわり冷えます。
するとその暖かさが1時間くらい持続するイメージでしょうか。
さすがカナダ生まれ、ー32℃まで対応するだけあります!
北国の北海道でこれだけ快適に過ごせるので、
雪の少ない地域や関東地方などは、12月~3月上旬までの冬期間にばっちり暖かく過ごせます!
真冬以外は暑いかもだね。
動きやすく、運転も普段通りこなせる!
写真のようにゴムの部分は弾力性が高く、曲げやすいのでとても動きやすいです。
階段や長い距離歩くのも、ブーツとは思えない使いやすさ。
走ったりしちゃいます。
そして運転の時も普段の靴と変わらない感覚で運転できます。
以前、大きなブーツ履いた時は動きが制限されアクセル踏みにくいことがありましたが、
シャイアンⅡは運転に何の支障もなく使うことが可能です。
運転中も足元冷えないのが嬉しい!
脱ぎ履きがとても楽!
シャイアンⅡは脱ぎ履きしやすく使いやすいのが特徴!
後ろのわっかの部分を持っていただけたら、すっと脱ぐことができます。
ブーツは着脱(特に脱ぐ時)手間かかるのも多いので、これはとっても嬉しいポイントです。
抜群の防水仕様で雪原に飛び込める!
ブーツの下部分:ラバー素材で防水性能◎
ブーツの上部分:フルグレインレザー&スエード素材で防水性能◎
ブーツ全体の防水性能が非常に優秀です!
ラバー部分はもちろん、レザー部分にも高い防水性能があります。
さらにラバーとレザー部分のつなぎ目には防水シームシールを使用。
雨・雪の日も怖くないね♪
北海道では11月雪の降り始めと、4月雪解けの時期は道路が水でぐちゃぐちゃになります。
常に水たまりを歩くような環境で、足元を濡らさずに過ごせるのはとても重要なポイント。
この時期は長靴履く人も多いよ。
そして雨の日も水が染みることなく、快適に過ごすことが可能。
寒い時期の普段使いやタウンユースにもってこいのブーツなのです。
シャイアンⅡのココがいまいち…
素晴らしい点が多数ありましたが、他の製品と比べると少しいまいちな点も…。
そんなところが2つあります。
- ブーツの重さ
- ブーツの中の素材
ブーツの重さ
シャイアンⅡは片足で601gあります(27cm)
両足で1.2kgもあるんだ!
一般的なシューズは350~400gの物が多いため、比べるとどうしても重いです。
冬のブーツは重量感ある物が多いので、暖かさと引き換えと割り切るしかないかもしれませんね。
ブーツの中の素材
画像は妻が履いているソレルのティボリⅣです。
シャイアンⅡはティボリⅣのようなもこもこ感が無いので、少し迫力に欠ける気がします。
実際は無くても暖かいのだけど、気のもちようかなぁ。
履き口にファーがあれば、より暖かで良かったかなと思います。
北海道で大人気!ソレルのブーツたち
道内では冬になるとソレルのブーツを履く人がとても増えます。
靴屋さんにもいろんなソレルの靴が並ぶようになります。
ここではその中でも特に良く見かけた人気の2つをご紹介します!
- カリブー
- 1964パックナイロン
豪雪地で見られる、ソレルを感じるブーツです。
ソレルの「カリブー」
他の種類も北海道ではソレルのブーツが大人気!
まずはソレルといえばコレ。世界的な大ヒット作品のカリブーです。
色は写真の「Buff(バフ)」が人気で最高にカッコいい!!
素材:ラバー+フルグレインレザー
色:Buffの他Black(黒)、Bruno(ダークブラウン)の3色
使用限界温度:ー40℃
使用限界温度は脅威のー40℃!
最高の暖かさを誇り、膝下まで足をすっぽり守ってくれます。
ニセコなどで大人気!
雪の多い地方で本当に良く見かけるよ♪
「雪国の人」って感じがして、私も大好きなブーツです。
1964パックナイロン
続いてご紹介するのは、こちらもカリブーと同じロングブーツ。
「1964パックナイロン」です。
写真と同じ黒を持っていました
素材:ラバー+防水加工済のトリコット(ポリエステル製)
色:ブラウン、ダークブラウン、ネイビーの3色
使用限界温度:ー40℃
私が初めて買った思い出深いソレルのブーツでもあります。
今は黒色は載っていませんでした…
こちらも豪雪地帯で良く見かけます。
対応温度はー40℃までOK。
カリブーより無骨さやカジュアル感がまた違った良さを出しています。
男の人にワイルドに履いて欲しい!
ソレルの【1964パックナイロン】との比較
初めて買ったソレルのブーツは1964パックナイロンのブラックでした。
雪山から氷の上、吹雪の中までいろいろ行きました。
こちらも非常に素晴らしいブーツなのでシャイアンⅡと比較します。
・動きやすさ
パックナイロン<シャイアンⅡ
・暖かさ
パックナイロン≧シャイアンⅡ
・カッコ良さ
どっちもかっこいい!
2つを比べた「動きやすさ」
パックナイロン<シャイアンⅡ
動きやすさはショートブーツのシャイアンⅡが上です。
少し重いシューズくらいの感覚で気軽に履くことができます。
パックナイロンは膝下まで守ってくれる反面、足首の動きが出しにくく歩行に少し制限がありました。
ロングブーツの苦手なとこだ
さらにパックナイロンは大きいので、運転時アクセルを踏むのに少し気を使います。
足首が少し動かしにくいの。
2つを比べた「暖かさ」
パックナイロン≧シャイアンⅡ
暖かさ自体はほぼ同等ですが、丈が長いパックナイロンが僅差で勝利!
長いと上から雪が入りにくいので、その分寒さに強いです。
こちらの写真は2月に北海道のお祭りに参加した時のです。
気温はー20℃、天候は吹雪でしたが足元はとても暖かったです。
炎ですごく熱そうだけど…
いや、本気で凍死するかと思うくらい寒かったよ!!
2つを比べた「カッコ良さ」
結論:どっちもカッコいい!!
甲乙つけがたく、どちらもカッコいいですね~。
シャイアンⅡはより町中での使用や、雪が少ない地域が似合います。
ジーンズやコートとのコーディネートもしやすそう。
関東地方などはシャイアンⅡの方が良いね♪
反対にパックナイロンは雪が多い地域に似合うイメージですね。
ダウンジャケットとの相性がとても良いです。
雪山や豪雪地帯が似合うな~!
シャイアンⅡで冬の北海道を越してみて
保温性能もバッチリでいつも暖かく、冷え知らずで過ごせました!
水たまりや雪の中に突撃しても水が染みることなく、高い防水性能を実感です。
私が住んでいるのは道内でも雪が比較的少ない「胆振(いぶり)地方」というところ。
苫小牧や室蘭のある地方だよ。
1日に積もる雪の量も多くても足首程度までなので、シャイアンⅡは大活躍でした!
ただし、こんなドカ雪は想定外でした…。
この時は家に帰ったら、膝上まで雪が積もっていました(泣)
史上最大レベルで降ったみたい。
ここまで積もってしまうと、シャイアンⅡや丈の長いカリブーでも上から雪が入ってきてしまいます。
こんな時は諦めてせっせと雪かきに励みましょう!
動くことで足の中がぽっぽして暖かくなりますよ。
豪雪地帯でのオススメ:カリブー
雪の少ない地域ではシャイアンⅡが大変オススメでした。
逆に雪の多い地方は「カリブー」がイチオシ!
豪雪地帯では「カリブー」がばっちり合います。
昔、豪雪地帯にも住んでました。
朝方外に出ると、膝下まで雪が積もっていることが珍しくありません。
そんな時にショートブーツだと上から雪が入るので、足が冷えてしまいます。
カリブーのような丈が長いブーツであれば上から雪が入る心配なく、ガンガン雪の中を進めるのです。
雪が多い時はロングブーツが強い。
まとめ:豪雪地以外はシャイアンⅡが最高です!
以下、シャイアンⅡのまとめです。
- ー10℃でも冷え知らず。ぽかぽか暖かい!
- 動きやすく、運転も普段通りこなせる!
- 脱ぎ履きがとても楽!
- 抜群の防水仕様で雪原に飛び込める!
- タウンユース最適!カジュアルな服装との相性◎
冬の北海道でもとても暖かく過ごせるシャイアンⅡ。
雪はもちろん雨に対してもしっかり防水するので、関東など雪の少ない地域でも冬にとても便利です。
普段の服装に合わせやすい♪
動きやすくて、町中でも違和感なく履けるよ。
豪雪地帯:カリブーが◎
雪の多い地域ではソレルの代表作、「カリブー」が相性が良いです。
特に雪原で映えますなぁ
雪の量に合わせてブーツを選んで、寒い冬を足元ポカポカで乗り越えていきましょう〜!
▼参考記事はこちらです。
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