「いつも残業ばかりで疲れている」
「有給が自由に使えない」
「あれ、うちの会社って周りと違う…?」
そんなことありませんか?
社内では当たり前のことが、よそから見たら「それはおかしいよ」と思うこともあると思います。
今回は今すぐ辞めるべき環境の会社とその対策についてお話します。
▼記事の内容
- 今すぐ辞めるべき会社の特徴8選
- 終わっている会社への対策
- 実例紹介:田舎の病院の場合
結論から言うと特徴が当てはまったら、長く勤めるのがあなたにとって最善ではない可能性があります。
会社が大事にしてくれないのなら、自分のことを大切にしてくれる環境に移るのも1つの手です。
読んでいただけたら、対策や転職等「行動」のきっかけになりますよ。
行動すれば現状を変えることもできるよ!
▼この記事を書いた人
・名前:どんぐり♂
・関東から北海道へ移住して5年
・道内の観光地や美味しい物巡りが好き
転職経験も数回あり、都市部・田舎の両方の会社での勤務経験があります。今回は「田舎の会社」の視点から解説します。
今すぐ辞めるべき会社の特徴8選
社会にはたくさんの会社がありますが、その中には「すぐ辞めたほうがいいよ」そんなところも存在します。
そういった会社の例を8つに厳選したので見ていきましょう。
たくさん当てはまると危険…
パワハラ・セクハラなどのハラスメント
若い人には少ないかもですが、印象として50代以上の方が無意識にやっていることもあります。
特に田舎の方が都市部よりもそういう年配の方が多い印象です。
都市部ではハラスメント研修も多いからかな。
- パワハラ
- セクハラ
- モラハラ
- アカハラ等々
ハラスメントをする人間が簡単に変わることは難しいです。
そんな環境では長く勤めることで、こちらが体調を崩す可能性もあります。
精神疾患は治るまで時間かかっちゃうよ
体調崩す前に、自分の体を大事にしてあげて
そういった会社は早く抜け出して、まともなところで経験を重ねた方が良いです。
有給が取れない
有給が取れないのもアウトです。
部下「今月の末に有休を取得したいのですが…」
上司「うちに有休はないよ」
部下「???」
こんな会話が現代社会でも成り立っていると思うと恐怖ですね。
有給は法律上取りたい日に理由なく取得できる休みです。
有休が使えるだけで年間休日が10~20日も違うよ!
そもそも「有給消化率◯%」なんて宣伝する会社がまずおかしい。
本来は全ての会社が100%であって当然なのです。
残業代が付かない(サービス残業)
残業しても残業代(割増賃金)が支給されないところはダメです。
そもそも残業代を払わなかったり、残業を強要する環境は法的もアウトです。
サービス残業の原因は主に3つ
- 残業が当たり前の職場文化
- 上司より先に帰るのが悪とみなされる
- 業務量が以上に多い
サービス残業は私たちが提供している「労働力」を搾取する卑劣な行為です。
そんな会社は何かあった時、あなたのこと守ってくれないよ
実際にサービス残業がどの程度行われているか調査もされてます。
・日本労働組合総連合会の調査
- 1ヶ月のサービス残業平均は16時間
- 実質4~5万円分の無償労働
1日が8時間労働としたら、平均で丸2日分。
お金に換算すると4~5万円無償で働いていることになります。
1年間では24日間、50万円前後を会社にタダで提供している計算です。
ほぼ1ヶ月タダで働いていることに…
労働者のこともっと大事にして!
大事に扱ってくれない会社は何かあった時も私たちのことは守ってくれません。
従業員をもっと大切にしてくれる会社を探すのが良いです。
休みが異様に少ない
週休2日制が標準になりつつある現代でも、地方では異様に少ない会社もあります。
求人票に「年間休日90日」なんて書いてある企業が田舎では未だに多くあります。
年間80~90日が多いかな
注意点は以下の通り。
完全週休2日→週に休みが2つ
週休2日→週に休みが2つある週が1ヶ月に1週以上ある。
週休2日では最悪、月に休みが5日しかない場合もあるので注意です!
それしかなかったら遊びに行けないよ!
自分の好きなこともできないよ~
休みが少ないと休日は休息に使うことが多くなり、友人や家族との時間だって作れません。
完全週休2日では1年を52週とすると、年間104日の休みがあることになります。
お盆や年末年始の休暇も入れて110日以上あるとベスト!
祝日も休みで年間120日以上なら最高だなぁ
休む時にしっかり休んで、自分の時間や身体を大切にしながら働ける環境が一番ですよ。
給料が異常に安い
週に5日以上勤務しても異常に給料が安いとこもあります。
地方の企業では正社員でも15万円台のことも
都市部と比べると、田舎では給料が下がるのもある程度はしょうがないです。
とはいえフルタイムで働いて15万円台はさすがに厳しいもの。
何でも値段上がっているのにね。
食費や光熱費も上がってるよね。
田舎と言えども、最低でも月18万円以上かつ昇給が望める環境がベストです。
出来たら基本給20万円以上あるとなお良いです。
給与面は入社してから個人の力で変えるのは正直難しい…。
初任給が低く、今後も上昇が期待できない場合は早めによりよい条件の会社に移るのも手です。
法律違反・不正行為
都市部と比べると田舎の会社の方が普通にやっていたりします。
しっかりしてる会社だってありますが…
少なくとも私や妻が見てきた田舎の企業は「やってます」
「昔からやっているから」
「みんなやっているから大丈夫だよ」
だいたい皆さんこう言います。
万が一外部や監査組織に知られると、こちらまで被害受けることがあるので注意です。
近年ではニュースで報道されることも増えてきたよ
コンプライアンスってやつだね
知床の観光船の事故で管理がずさんだったり、記録簿が記入されていないとの報道がありました。
同じ田舎の私達からすれば、「そんな会社が多いだろうなぁ」が正直な感想です。
▼被害を受けないための対策
不正行為に関わらない
不正していることがわかったら、その業務に関わらないのが1番です。
外部にばれて問題が起きた時にこちらも被害を受けてしまいます。
最悪、新聞やニュースで報道されることも
不正や法律に触れる場合は別の業務を希望する。
→それが出来ない時は、早めにまともな会社へ移るのが◎
同僚が仕事をしない
仕事をしないで雑談ばかり。
気がつくとスマホorネットサーフィン
サボってばかりで、こちらに仕事が回ってくる。
仲が良い証拠かもしれないですが、こちらに仕事が回ってくるのは困りもの。
怖いのはあなた自身も染まってしまい、さぼるようになること。
私自身もそうなりかけました
自分には厳しくして、自分の価値を高めていきたいよね
環境に流されると、知識や技術も身につかず社内でしか通用しない人材になってしまいます。
▼対策方法
同僚とほど良い距離感を!
仲良くなりすぎると、雑談も増えてなぁなぁになります。
わざと仲を悪くするのは問題ですが、雑談は程々で飲み会もたまーに参加するくらいで十分です。
友達作りに行ってるわけじゃないものね。
どこでも活躍できるよう経験を積み、今の会社に頼らず生きていけるようになりましょう。
その方が転職もしやすいよ♪
上司に話が通じない
改善策や意見を伝えても上司が耳を貸さなかったり、話が通じないのも問題です。
思いつきで指示を出したり、手柄を横取り、言ってもいないのに「前に言っただろ」なんて言う上司は最悪です。
職場環境が悪くなるね…
モチベーションだって下がるよ~
話の通じない上司の元で働くのは、ストレス貯まるし効率も悪いので考えものです。
上司や自分が運よく異動があれば「ラッキー!」なのですが、なかなか上手くいかないもの。
そんな時は思い切って転職を考えるのも1つの手です。
実例紹介:田舎の病院の場合
私は北海道の田舎に移住して2社(病院勤務)に勤めた経験があります。
結論:2社とも昔から「やっています」
妻の勤務している病院も入れたら3社ともやってますね。
私のとこもそれが当たり前になってました。
夫婦ともそんな会社に当たっているので、「田舎の会社はやってるな」というのが私達の考えです。
具体的には以下のことが日常的に行われています。
- 記録上は20分で請求するが、実際は5分程度。
- 患者さんを放置してネットサーフィン
▼対策方法
上にも書きましたが、環境に染まらないことが大切です。
自分がしっかりやっていれば、問題になった時も被害は受けません。
そして常に転職できるように技術・知識の向上に励めば良いのです。
入院するなら、人の目につきやすい都市部の病院が絶対オススメ
終わっている会社への対策
そんな「終わっている会社」に勤めている方への対策を3つ挙げました。
- 周囲に染まらず、程よい距離感をとる
- 周りの人に期待しない
- 転職も1つの手→逃げではない
周囲に染まらず、程よい距離感をとる
環境に馴染んでしまうと、あなた自身も「終わっている会社」の一員になってしまいます。
対策として
周囲と群れず、距離感を保ち自分の仕事をきっちりこなす。
そんなキャラクターになりましょう。
前提として職場へは「友達」を作りに行くわけではありません。
職場は仕事をするところです。
自分「定時なので帰ります~」
上司「…」
同僚「来週、飲み会やるんだけどどう?」
自分「先月も行ったからやめとくよ!」
こんな感じにしていると「ああ、この人はこういう人なんだ」と周囲も理解してくれます。
もちろん飲み会に行きたい時は参加して、残業が必要ならばするのも手です。
大切なのは、「周りに流されず、もっと自分に素直に生きていいんだよ」ということです。
無理して周りに合わせる必要ないよ。
それだけで簡単に人間関係がこじれたり、嫌われたりすることはありません。
日本では特に「空気を読む」ことが美徳とされます。
けどストレスを溜めて苦しむくらいなら、もっと「自分に正直」に生きたって問題なく生活していけますよ。
自分には嘘つかないでほしい
周りの人に期待しない→自分の仕事に徹する
環境が悪い会社では同僚が仕事しなかったり、罪を押し付けたり、足を引っ張られることもあります。
そんな時は
周りの人(同僚や上司、部下等)に一切の期待をしないこと
期待しないから、がっかりもしなくなるんだ
「やってもらえるかもしれない…」
「意見が通るかもしれない」
ちょっとでも希望があると、現実が違った時にガッカリします。
なので周囲には過度な期待をせずに「はいはい、そうでしょうね」くらいの広い心で受け止めてあげると楽ですよ。
そして自分の仕事は確実にこなし、実力と経験を積んでいきましょう。
転職も1つの手→逃げではない
昔と違って終身雇用も終わり、転職が当たり前の時代になりました。
私自身も3回転職してます
「今の会社はもうだめだ」、「ここにいても明るい未来はない」そんな時は転職するのも1つです。
実際に転職に至らなくても転職サイトに登録したり、担当になった方から話を聞くだけで以下の点に気が付けます。
- 自分の価値を確認できる
- 移りたい時はいつだって転職できる
- 今の会社が全てではない。他にも会社はたくさんある
「外にはこんなに会社あるんだ」って気が付くよ
まとめ:会社は1つじゃない。嫌なときは転職してもいい。
すぐに辞めるべき会社の特徴を挙げてきました。
8つの特徴に当てはまるとこは危険だ
「うちの会社なんかおかしいな」、「こんなとこで勤めてて、私大丈夫なのかな」
そう思っている方も多いかもしれません。
終身雇用が終わっている今、転職するのは特別なことではなくなりました。
転職サイトで求人を見たり、担当の方から「こんな求人もありますよ」と紹介を受けると
「今の会社にずっといる必要はないんだ」
「他にもこんなに会社があったんだ」
そう思えるいい機会になると思います。
必ず転職する必要もないしね
自分の価値も再確認できるよ
もし今の会社で悩んでいる・苦しんでいる方がいたら
会社は1つじゃない。嫌な時は転職したって大丈夫。
転職は逃げではないよ
誰にでも活躍できる場があるんだ
そんな言葉で今日は終わりにしたいと思います。
▼参考記事はこちらです
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