【北海道へ移住】胆振（いぶり）地方がおすすめな理由5選

2023年3月20日に書きました。

この記事はそんな方に向けて書いています。

　

こんにちは、どんぐりです！

北海道に移住して早いもので5年が経過。気分はすっかりどさんこです。

今回は北海道に移住したい人にオススメな地域、胆振（いぶり）地方についてお話をします。

結論からお話すると、胆振地方は北海道の中でも温暖で雪が少なく、とても住みやすい地域です。

本文を読むと、自然と町がいい感じに合わさった胆振地方が、いかに移住者にオススメかわかりますよ^^/

それではいきましょう！

　

▼記事をかいてる人

　

そもそも胆振（いぶり）地方って？

北海道外の人が「胆振（いぶり）」と聞いても、「全くわからん〜」という人がほとんどと思います。

北海道をひし形とした時に、「左下のあたり」というと伝わるでしょうか。

苫小牧市や室蘭市のある、東西に長いエリアが胆振地方と呼ばれます。

新千歳空港のある千歳市から少し南のエリアですね。

　

胆振地方が移住におすすめな理由

さて、そんな胆振地方に住んで幸せな北海道ライフを送っている僕。

あまりに住みやすいので、家も建ててしまい、このまま永住する気マンマンです！

実際に移住した僕だからわかる、胆振地方が移住に最適なワケを解説します。

　

日照時間が長い

胆振地方は太陽が出てる時間が、道内の他のエリアに比べて長いです。

日照時間が短いと、気分が晴れずうつうつしやすいもの。

精神を健康に保って、元気よく生活するために太陽って大事なんです。

正直、日照時間の長さだけで胆振地方を選んでもいいくらいです。

冬は雪も降りますが晴れ間も多く、美しい銀世界を楽しめます^^/

　

室蘭〜登別はなぜか曇りが多い

地元民の間では有名な話ですが、室蘭〜登別間だけは、なぜか曇りや雨の日が多いです。

わが家は伊達にありますが、こっちが快晴でも、室蘭方面は曇っていることがしばしばあります。

この前も伊達市内は快晴だったので、室蘭方面にお出かけしたら

「あれ、こっちは雲が分厚いね…」

なんてことになりました。

半島の地形や、山の影響があるのかもですね。

　

札幌まで日帰り圏内

イベントだったり、手続きだったりと北海道に住むと、何かと札幌まで行く機会はあるもの。

函館だったり、釧路からだと片道3時間以上かかるので、自然と泊まりで札幌へ行くようになります。

その札幌まで日帰り圏内できるのは、胆振地方のメリットです。

胆振も広いので、地域によって時間はまちまちですが、西胆振のエリアからは片道2時間。

札幌に近い苫小牧周辺のエリアからは、電車でも車でも1時間ほどで札幌までアクセスできます。

　

そして道民が道外への旅行で必ず使うといっていい「新千歳空港」

僕らは関東に実家があるので、帰るときは必ず空港を使います。

空港まで近いのが、胆振地方の利点ですね！

　

大きな都市（室蘭・苫小牧）がある

室蘭や苫小牧は大きな町で、必要なものが何でもそろっています。

特に苫小牧のイオンモールに行けば、そこ以外は行く必要がないくらいです。

　

僕は移住する前まで、「買い物は札幌まで行かないと」なんて考えていました。

実際はユニクロやニトリ、スタバなど好きなお店は全て胆振地方にあるので、札幌はめったに行きません。

たまの休みに室蘭や苫小牧まで行くと、十分に都会気分を満喫できますねぇ^^

また室蘭・苫小牧は会社も多く、求人もけっこうな数出ているのが特徴。

意外かもですが、田舎は人手が足りなくて、求人数は思いのほか多いのです。

＞＞けっこうある！田舎での仕事の探し方

　

「田舎に大きな病院はあるの？」と不安な方もいるかもしれません。

室蘭には3件、苫小牧も同じく3件の総合病院があり、救急時には対応可能です。

　

うちの妻も、室蘭で2泊3日で入院をして手術をしました。

「田舎は病院がない」と思われがちですが、胆振地方は大きな病院が複数あります。

なので病気やケガも、さほど心配せず大丈夫なのです。

　

自然環境が豊かで、田舎生活を楽しめる

上に書いた室蘭や苫小牧の町中はなかなか都会ですが、ちょっと郊外に出れば山や畑が広がる大自然。

道路に信号がなくなり、走っても走っても畑・畑・草原が広がります。

湖でBBQをしたり、山登りを楽しんだり、海で釣りをしたり。

楽しみ方は無限大。田舎暮らしには都会にはない、たくさんの楽しみがあります。

町の中心を避けて、のどかな地域に住めば、思い描いた「田舎暮らし」を満喫することができるんです。

　

北海道を代表する温泉「登別温泉」、「洞爺湖温泉」

北海道には多くの温泉地がありますが、その中でも代表的な2つ

• 洞爺湖温泉
• 登別温泉

も胆振地方にあります。

北海道外の方にも知られる有名な温泉地に、余裕を持って日帰りで行けます。

何なら回数券を買って、毎週のように通うことも可能です。

温泉巡りはいいですよ〜！

身体がホカホカになって、お肌もツルツルになる最高の趣味ですね^^

　

北海道では、雪が少なく住みやすい地域

北海道全域がとっても寒く、そして豪雪地帯と思っていませんか？

大きな北海道、実はエリアによって雪の多さや気温にはとても巨大な違いがあるのです。

▼雪の多い地域

旭川の北にある「幌加内（ほろかない）町」や、僕が1年だけ住んだ、ニセコの隣の「倶知安（くっちゃん）町」は道内を代表する豪雪地帯。

冬期間の合計降雪量は10mにもなる、非常に雪が多いエリアです。

　

▼胆振地方の雪の量

そんな豪雪地帯に比較して、胆振の冬の間の降雪量は2m以下と、道内で最も少ない雪の量です。

札幌と比べても1/3と、雪の量が少ないのがわかります。

雪が少ないと、雪かきの手間が圧倒的に減るので、冬の生活がラクなのです。

　

胆振地方で移住におすすめな町

胆振地方の中でも特に移住にオススメな町をピックアップ。

完全に僕の独断と偏見で選んだ、5つの町になります。

　

田舎暮らしを楽しみたい方へ

そんな方にオススメなのが

• 壮瞥（そうべつ）町
• 洞爺湖町

の2つになります。

　

壮瞥（そうべつ）町

まずは室蘭市から北西に1時間弱の場所にある壮瞥町。

「そうべつ？」というと馴染みがないかもですが、実は洞爺湖の半分はこの壮瞥町に属します。

洞爺湖町と壮瞥町で洞爺湖を半分ずつ持っているイメージですね。

温泉が湧く地熱の高さから、フルーツの栽培がさかんな地域。

そして野菜やお米など、新鮮でおいしい作物が豊富に採れる場所でもあります。

　

唯一の難点として、大きなスーパーがないので、隣の伊達市まで買い出しに行く必要があることです。

とはいえ、お店が少ないのは「田舎暮らしをしたい」方には最高の利点ですよね。僕もその1人なのです。

　

子育ての支援から、住宅を購入する時の支援までとても充実しています。

子どもがいる家庭限定の町営住宅など、子育て世代がとても大切にされているのを感じることができます。

＞＞その他にもたくさん。壮瞥町の移住支援

　

ホームページで見れる空き家バンクがあるのはもちろん、担当の方が親身になって相談にのってくれます。

「このへんの地域で」、「こんな空き家情報が出たら教えて欲しい」そんなことを伝えておくと、物件が出た時に連絡をもらえます。

移住の最初の関門である「住まい探し」を専門スタッフが助けてくれるのは、大きな安心感があります。

　

洞爺湖（とうやこ）町

室蘭から西に車で40分、洞爺湖で有名な「洞爺湖町」です。

湖のイメージが強いですが、多くの人は洞爺湖から離れた海沿いのエリアに住んでいます。

洞爺湖町は面積が大きく、3つのエリアに分かれます。

温泉街に観光客の方が大勢来るので、ごはん屋さんが充実してるのがうれしいですね。

旧洞爺村エリアは町内でも北の方にあり、札幌南区まで1時間ちょいで行けます。

なので、週末たまに札幌まで買い物に行く人も多くなっています。

ちなみに町民の方は、洞爺湖温泉に特別料金で入ることができます。

　

＞＞洞爺湖町の移住・定住のページ

賃貸の物件も役場のホームページで数多く紹介しており、僕らは役場を通してアパートを借りました。

僕らのアパートは仲介手数料が必要なく、業者さんと直接のやり取りだったので、非常に安く入居ができました。

勤めに行く方は温泉街や隣の伊達市、少し遠い人で室蘭市まで通勤してる方も多いです。

　

大きすぎない、程よい町で暮らしたい方へ

そんな方におすすめなのが

• 伊達市
• 白老町

の2つです。

　

伊達市

「北の湘南」と呼ばれる、温暖で雪が少なく住みやすいのが特徴の伊達市。

福島県にも伊達市があるので、こちらは北海道伊達市と呼ばれたりもします。

人口は3万人ほどの小さな町です。

田舎の中の都会で、イイ感じのバランスのとれた住みやすい地域です。

伊達市全般に雪が少ない地域ですが、離れた大滝区（旧大滝村）だけは雪が多いです。

自然豊かな、山深い大滝区は冬の環境が厳しいのです。

　

大きなスーパー（イオンやアークス）やホーマックなど生活に必要なものは伊達市内でそろいます。

伊達紋別駅には特急電車が停まったり、高速道路のインターもあったりと遠出しやすいのが特徴。

　

伊達市まで来ることなく、オンライン上で移住相談できるのは大きなメリットですね。

市内に移住の体験ができる物件もあるので、数週間滞在してみると伊達市のイメージがつかめます。

＞＞伊達市の移住支援の詳細

　

白老（しらおい）町

苫小牧の隣に位置するのが、最近「ウポポイ」で有名な白老町です。

町の中心部はけっこうな住宅地ですが、少しはずれるとのどかな風景が広がります。

最大の特徴は最近できた「ウポポイ」の存在ですね。

休日になると札幌圏からも車やバスで来る人が目立ちます。

　

白老町はのどかな小さな町ですが、車で30分も走れば、胆振地方最大の町「苫小牧」まですぐ。

「田舎暮らしだけど、不便はない」のが白老町の最大の強みですね！

　

白老町の強みとして住宅が多かったことから、中古物件が多く市場に出ています。

そして温泉を引いている住宅もあるので、自宅にいながら温泉三昧な日々を過ごすことも可能です。

＞＞白老町の移住支援のページ

　

都市部の便利な生活をしたい方へ

大きな町の便利さがあるのは、胆振地方だと「室蘭市」か「苫小牧市」になります。

ここでは札幌や新千歳空港にもアクセスしやすい、胆振最大の町である苫小牧をピックアップしました。

　

苫小牧（とまこまい）市

新千歳空港のある千歳市のすぐ南にあるのが「苫小牧市」になります。

人口は17万人弱と、胆振地方では一番大きくなりました。（以前は室蘭市だった）

千歳の隣なので、空港へのアクセスがバツグンなのが最高ですね！

苫小牧のフェリーターミナルからは仙台や大洗、名古屋、新潟方面にも行けるので利便性が高いのです。

　

苫小牧の町はだいぶ大きな町になっており、「田舎暮らし」とは程遠い印象です。

イオンモールには各種ブランドからスタバまでそろっています。

その分都会らしい、便利な暮らしができるのが苫小牧の特徴です。

札幌まで1時間以内で行けるのも、利便性にすぐれていますね。

＞＞苫小牧の移住支援の詳細

東京圏から移住される方には

• 単身世帯：60万円
• 世帯での移住：100万円

の移住支援金がもらえます。さらに苫小牧市から＋5万円をもらえる非常に大きな支援です。

＞＞東京圏から移住される方への支援金の詳細

　

さらにオンラインで担当の職員と相談ができるのも、自宅にいながら行えるので便利です。

連絡・相談をしておくと、あなた専用の市内見学プランを職員が作成。

後日、苫小牧市を訪れた時にそのプランに沿って市内の案内をしてくれるのです。

担当職員によるあなた専用の「オーダーメイド移住体験」がとても好評で、土日は予約数も多いようでした。

1年を通して実施可能で、2週間前までに予約が必要になってます。

　

まとめ→北海道移住は胆振地方が雪も少なくて、田舎生活を楽しめる！

豪雪地帯にも住んだ僕の経験から、雪は少ないほうが絶対に住みやすくてラクです。

その点で胆振地方は雪が少なく、新千歳空港や札幌までのアクセスも良いことから、移住にオススメのエリアとなっています。

胆振地方は海沿いで海鮮も非常においしく、ちょっと内陸に入れば牧場の乳製品やとれたて野菜など、グルメをめいっぱい味わえます。

さらに洞爺湖温泉、登別温泉といった道内屈指の温泉もあるんです。

休日は温泉やグルメ巡りをするのも、田舎生活を満喫できて楽しいですよ〜^^