日本で一番寒い北海道。
やはり冬は寒いのでしょうか…起きてからストーブ付けるまで大変そう…
そんな疑問にお答えしていきます。
一番寒そうなイメージの北海道は雪もたくさん降って、家の中もとても寒いのではと思いますよね。
実は道内の室内は暑いくらい快適なのです。
今回はそんな道民の暮らしを解説していきます。
▼この記事には以下のことが書かれています
- 北海道の家は暑い!
- 暖房は10月から5月まで
- 冬の死亡率は北海道が最も低い!
結論からお伝えすると、北海道の室内は朝も夜も非常に気温が高く、暖かいです。
暖かいを通り超えて「暑い」です
半袖・短パンが当たり前、アイスやビールの売り上げ上昇なんて現象も見られます。
中身を読んでいただければ、意外と暖かくとても快適な道民の冬の暮らしが明らかになりますよ!
▼この記事を書いた人
〇名前:どんぐり♂
〇関東から北海道へ移住して5年
〇道内の観光地・美味しい物巡りが大好き
移住して5年、すっかりうちも道民スタイルで常時ほかほかの家になりました…。
北海道の家は室温が高い!
家の中は常夏です!
室内は大変暖かいです。お店ももちろん暖かいですが、家の中だって24時間ずーっと暖かいです。
理由はストーブ等の暖房がつけっぱなしだからです。
夜中も居ない時も点けたまま♪
その時だけ設定温度は下げるよ〜
これは決して無駄遣いではなく、効率を良くするための知恵です。
設定温度が24℃の時
・点けたまま→省エネで室内を24℃に保ち続ける。
・一度消してまた点ける→下がった気温を24℃まで上げるのに大きなエネルギーを消費する
一度気温が下がってしまうと、再び暖かくするのにエネルギーを大きく消費します。
24℃→24℃のまま維持より、
0℃→24℃には膨大な燃料費がかかる
それを解消するため、常に点けたままにして冷えるのを防ぐのです。
関東では朝にストーブ点けて暖かくなるまでとっても寒かったですが、
もっと寒い北海道では起きた時点で暖かいという不思議…
朝起きるのがつらくない!!
夜中・外出時は暖房温度を下げるだけ
就寝時や外出時には暖房は消さず、その時だけ設定温度を一番下(16℃等)に変更します。
11月〜3月は点けっぱなし♪
消さないのがエコなのもありますが、1番の理由は
水道管の凍結を防ぐため
凍ったら水が出なくなるよ〜
暖房を消して放置すると、家のなかだろうと水道管が凍結します。
すると水が出なくなったり、氷が解けた後に最悪水道管に亀裂が入る事態になってしまうのです。
こっちでアパート借りる時も「冬期間は暖房消さないで下さいね」とやんわり注意を受けました。
私達二人とも関東出身なので教えてくれたのね。
そのため11月頃に暖房が点いたら、来年の春までは稼働しっぱなしになるのです。
全国の冬における平均室温
北海道:21.67℃で全国1位
ご覧の通り、全国で1番北海道の家の中は暖かいのです。
2位は秋田県、3位は青森県だよ~
寒い北海道だからと言って、家の中まで寒くはありません。
うちはエアコンの設定を24℃設定にしていますが、すっかり薄着で過ごしてます。
家の中は半袖・短パン
家の中は常に暖かいので、半袖・短パンで過ごす方が大勢います。
その一人になりました。
私はかろうじて長袖です(薄手)
▼冬に家で薄着で過ごす割合
1位:沖縄県
2位:北海道
沖縄に次いで2番目に半袖・短パンの割合が高い結果が出ました!
沖縄は納得ですが、2位は北海道なのです。
暖房を絶やさないのもありますが、断熱材を大量に使用し気密性の高い家になっているのも理由です。
現代の住宅は機密性の高さで暖房費がとても安くなり、新築では維持費が軽減されてお得ですよ。
寒冷地ならでは!
アイス・ビールの消費量が↑↑
道内では冬になるとアイスやビールの売上が急増します!
というのも先程北海道の室内平均温度は21℃とありましたが、あくまで平均です。
実際は28℃や30℃近い設定にしている方も周りにけっこういます。
冗談抜きで常夏です!
特に薪ストーブの家はガンガン薪を燃やすので、とーっても暑いです。
こんな暑いと嫌でも薄着になるね
そして「あちぃなぁ〜」と言いながら、アイスを食べて生ビールで喉を潤すのが道民スタイル!
売上が伸びるのも納得の理由ですね。
暖房は半年以上使用します
10月〜5月は暖房使います
暖房の使用期間はとっても早い!
10月上旬には最低気温が1桁まで下がってきます。
10月6日に7℃まで冷えました。
10月ごろから使い始め、来年の5月まで使うとても頼りになる相棒です。
中には9月から暖房使う方も…
寒い地域や高齢者の方は9月から使う方もたくさんいます。
9月〜6月まで暖房使うよ
全く使わないのは7、8月だけね
さすがに昼間は気温上がるので、朝方だけ点けて、日中は消すパターンが多いです。
近所のおばちゃんは「今朝は冷えたねぇ、暖房点けちゃったよ〜」なんて、9月終わり頃話していました。
冬の死亡率は北海道が最も低い!
体に負担を掛けず健康に生活するため、気温の変化を少なくするのが大切です。
年を重ねると特にそうです…
WHOが「部屋の室温18℃以上」を勧めています。
理由は18℃以下で循環器疾患(心臓関係)、16℃以下で怪我や感染症のリスクが増えるためです。
その結果夏よりも冬の方が死亡率が上昇します。
実際にこんなデータがあります。
冬季間、日本の9割以上の住宅で寝室・脱衣場が13℃以下
北海道や青森、秋田などの寒冷地では死亡率が暖かい時期に対して約10%の上昇に対して、
鹿児島県や静岡県など比較的暖かい地域では倍の20%以上となります。
特に関東地方の栃木県では25%も上がる結果になりました…。
気温差あるとヒートショックが怖い!
家全体が暖かい北海道の暮らし、実はとても体に良いのですね。
まとめ:家の中は大変暖かい
結論:北海道の家の中は冬の間ずーっと暖かい!
寒い北海道で道民はだいぶ快適な生活を送っております。
ストーブなどの暖房を点けっぱなしという独自の文化(?)もあります。
常に暖かいおかげで快適なのはもちろん、体にも負担が少ないです。
暑い部屋で食べるアイスとビールはとっても美味しいですよ!
ぐんぐん体重増えるよ!
運動もしないとね♪
皆さんも冬の北海道、一度は来てみて下さい。1番北海道「らしさ」が味わえるオススメの季節です。
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