【北海道移住】田舎と都会で比べてみた。収入と貯金の事情

　

2023年3月3日に書きました。

この記事はそんな方に向けて書いています。

　

こんにちは、どんぐりです！

都会から田舎に移ってみて、まず驚いたのはお給料の差でした。

今回は僕が勤務している病院を例にして、具体例を出しながら都会・田舎それぞれのお給料を比較していきます。

結論からお話しすると、田舎に移住して月収で手取り6万円お給料が減りました。

年間だと60万円くらいの差と非常に大きくなっています。

けれそ、不思議と貯金の額はあまり変わっていないのです^^;

本文を読むとそれぞれの勤務先での具体的な収入や、貯金できているヒミツもわかりますよ！

それではいきましょう^^/

　

▼この記事を書いた人

　

　

都会の会社での給料

関東にいたころに勤めていた会社（病院）の給料事情を話していきます。

額面上は34万円ほどで、毎月の手取りは26万円でした。

ボーナスなんかも入れると年収は500万円です。

病院全体でみるとなかなか大きな勤務先でした。

救急の受け入れなんかも行っている、地方の中核病院です。

　

仕事の内容としては骨折や脳卒中など、受傷後すぐのリハビリを行っています。

そして元気に回復して自宅に帰っていただくという仕事内容になります^^

　

　

都会は給料が高い分…いいことばかりじゃない

患者さんも多く、やることが非常に多いため残業は毎日ありました。

そもそも定時の5時までミーティングを行っているので、残業ナシで帰るのは不可能です。

平均して毎日2時間ほど残業し、7時ごろに退社。

家に着くのは夜8時前といったとこ。

3時間残業した日は9時に着いたこともあります。

そこからご飯の用意したりなんなりしていると、平日はほとんど自分の時間を持てませんでした。

　

帰ってくる時間が遅いので、その分夕食を食べるのも遅くなります。

すると体重が少しずつ増加。

入職してから3年で10kgくらい体重が増えてしまいました。

残業と体重ばかり増加した、つらい時代でした…

　

毎月の残業代は4万円ほど

毎月だいたい4万円前後の残業代をもらっていましたが、カラクリがあります。

これは残業としてカウントしていい残業からでた残業代です。

ん？ちょっと複雑ですね。まとめるとこうです。

要するにタイムカード切ってからやらされる仕事もすごく多いのです。

　

そんな訳で記録されている残業は20時間ですが、実際の残業時間は40～50時間はありました。

こういう理不尽なとこ、何とかならんもんかなぁ。

　

　

北海道移住後、田舎の会社の給料

北海道に移住してから、手取り給料は5万円減って21万円になりました。

年収は300万円台となっています。

都会にいたころよりもぐーんと下がりましたが、北海道や地方の給与水準が低いので仕方がないですね…

　

幸せなことに周囲の平均よりも、少し高いお給料をいただいています。

専門職であることと、大きな病院での経験が優遇されているようです。

さらに土曜日が月に2〜3回の半日出勤があるので、その分も入っての給料ですかね。

　

田舎の会社って給料低い？

みなさんのイメージするように、田舎の給与水準は低いです。

きっと都会の方が想像している以上に低いです。僕もはじめはその数字をみて「おいおい本気か？」と思ったものです。

地元のハローワークを眺めると

そんな求人が山程あります。

僕の病院のように土曜日が出勤だったり、半日仕事だと平均より少し高くなるイメージですね。

休みを優先して給料を抑えるか、休みを減らして給料を優先するかの2択になります。

　

都会と田舎。どっちの方が貯金できる？

不思議なもので毎月の貯金額は、北海道に移住してからの方が多くなりました。

田舎にきたことでストレスが激減し、買い物で発散しなくなったことが大きいです。

休日は湖畔でのんびり読書するだけで、最高の時間を過ごせます。

　

当然ですが、貯金は収入から出ていくお金を引くと求められます。

　

物理的に買い物に行きにくくなったのが、自然と節約に繋がりました。

無駄な飲み会や付き合いが減り、交際費もぐっと低くなったのです。

　

時間的な余裕ができると「おいしいご飯を家で作りたい」と思い、自然と料理が趣味になりました。

今はクックパッドやユーチューブでおいしいレシピがすぐに調べられるので最高ですね！

おいしくて、安くて、技術も身につく料理は最高の趣味ですなぁ^^

　

田舎の会社のメリット

基本的に5時ピッタリの定時帰りなので、身体的なストレスはないです。

職場全体が「ゆるーい」雰囲気なので、ガミガミ言う人もおらず、精神的なストレスもかなり減りました。

また電車に揺られる必要もなく、車で20分走れば職場に着きます。

近い人だと5分で通っている同僚もいます。

満員電車や遠距離通勤を経験した方はわかると思いますが、やはり職場まで近いのは正義です^^

　

さらに田舎では「家族を大事に」の考えが強く、前日や当日に言っても有給が取れます。

特に理由は聞かれませんが、「子どもの授業参観で」、「家族で出かけるので」そんな理由で取得可能。

僕を含め、周りの有給消化率も100%になっております。

　

　

まとめ→田舎に住んだら収入は減るけど、貯金は増えた

都会で勤めていた頃と比べると収入が手取り6万円も減りましたが、出ていくお金は8万円も減っていました。

仕事のストレスが減り、買い物で発散する必要がなくなったこと、無駄な人付き合いが減ったことが大きな理由です。

　

田舎に移住してからは、お金を使わなくても楽しいことがたくさん転がっていることを知りました。

どれもほとんどお金もかからず、今すぐにできるものばかり！

この他にも山登りやサイクリング、キャンプなど楽しいことを挙げたらキリがありません。

お金で楽しみを買っていた、当時の僕に片っ端から教えてやりたいくらいです。

　

北海道や田舎に移住しても、絶対的な収入は減るかもですが、自然と支出も減って生きがいのある生活が送れますよ^^/