鹿と衝突!車の修理代は?保険は?野生動物への対策まとめ【北海道】

鹿 車・タイヤ
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お友達
お友達

北海道はすごく広いですよね。遠くまでドライブする時に気を付けた方が良いことありますか?

そんな質問にお答えします!

郊外へ出ると信号が無くなり、草原or森or海が永遠と続く北海道の道。

そこには本州とは少し違った「注意すべきこと」があるのです。

▼ この記事を書いた人

ハムスター

〇名前:どんぐり♂

〇関東から北海道へ移住して5年

〇畑を借りたり北海道の田舎生活を満喫中

道内を年間3万キロ走る私がお伝えします!事故なく楽しく北海道をドライブにしましょう♪

この記事には以下のことが書かれています。

  • 道内を運転中に注意するもの
  • 動物への対応策
  • 楽しいドライブにするために

これを読めば本州と少し違う北海道の道路事情がわかり、北海道を安全に楽しく運転することが出来るようになります。

この記事を読んで欲しい方
  • 北海道へ旅行し、車を運転する方
  • 道内での道路事情を詳しく知りたい方
  • 運転中の動物対策を知りたい方
どんぐり
どんぐり

それでは行きましょう~

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【注意】野生動物の飛び出し

鹿の群れ

郊外路、特に山道では野生動物に注意する必要があります。

町から離れたらそこは動物のすみか。

道路へ飛び出してくるやつ、ガードレールの外から眺めているやつ、既に道路の中央に陣取っているやつ。いろんな動物がいます。

北海道の山道では主にどんな動物が出現するのか見ていきましょう!

おちび
おちび

みんなお友達です★

よく見かける動物

鹿

町中にはほとんど出現しません。出会うのは郊外の広い道、特に山道が1番出現頻度高いです。

▼ 鹿(エゾシカ)

まず北海道で動物と言ったらこれを思い浮かべるでしょう「鹿」

ここで挙げた動物の中では一番良く見かけると思います。

オスは大きな角を構えているのが特徴。

メスはしゅっとした顔とくりっとした目が可愛い、山のアイドル(?)的存在です。

▼ キツネ

キツネ

鹿より遭遇率は低いですが、山道の端に居ることが多いです。

正式名称はキタキツネと言います。

見た目は可愛いキツネですが、触れるのはとても危険!

キツネは「エキノコックス」という病原菌を持っている可能性があるからです。

なので車内から観察するだけにするのが◎です

▼ たぬき

たぬき

丸々ずんぐりして可愛いたぬき。この子も山道でたまに出会います。

正式名称はエゾタヌキと言います。

見た目通り動きが早くないので、道路を横断している際はゆっくり渡らせてあげて下さい。

※たぬきの子どもはすばしっこかった!!

▼ ねこ

ねこ

意外と山にもいます、ねこ。

山にいるのは野猫といい、野生の猫になります。

茂みから飛び出すことは少ないですが、道路端に居た場合は飛び出しのリスクあるため注意です

▼ 番外編

熊

まず会いはしないけど、極稀に見かけるのが「ヒグマ」。

これだけ道内を走っている私でも見たことは無いですし、実際に見た知り合いも数人いる程度です。

冬眠前10〜11月と冬眠明け4月〜5月は活動が活発になるので、万が一見かけても近寄らないように。

特に子熊を連れた母熊は危険です。

どんぐり
どんぐり

ヒグマ君は怖いなぁ

▼ その他

その他リスやイタチ、テン(イタチみたいな動物)はたまーに見かけることがあります。

この子達は山より湖沿いなど水辺に出没が多いです。

湖畔を走る時は小動物が来るかも?と用心しておくと◎です。

 

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動物にやっては行けないこと

シマリス

餌付けは絶対にだめです!

エサをもらった動物は人間の食べ物の味を覚えます。

すると人のいる場所へ降りてきたり、道路の隅で人が通るのを待つようになります。

前者は町に出ると駆除されることがほとんど、後者は車に轢かれてしまうことが多いです。

お友達
お友達

ご飯もらうのは我慢します!

さらに添加物が入った食べ物を動物が食べると、足が腐ってきてしまい、最終的に死に至った例もあるのです。

くるみ
くるみ

怖い…

昔の話です。人の捨てたゴミを食べた母熊が人里に降りてくるようになってしまい、何度も山に追い返しましたが、効果ありませんでした。

仕方なく母熊は猟師さんによって駆除されることになりました。

連れていた子熊は運良く保護され、動物園で飼育されることになったのです。

それが旭山動物園で飼われているヒグマです。

旭山動物園のとんこ

本当に運が良ければ子熊も保護されますが、ほとんどは処分されていまいます。

なので、動物たちのことを考えたら餌付けはせずに遠くから見るだけにしましょう。

お友達
お友達

優しく見守ってあげてね

 

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鹿とぶつかったら…修理代の目安

鹿と衝突すると車も鹿も大きなダメージを受けます。

その額は平均で50万円前後!

おちび
おちび

うわぁ高い…

とても高額かつ、ぶつかった鹿は死んでしまうことが多いです…

ぶつかる鹿の大きさや車の速度に寄りますが、私の周りでは修理ではなく、「廃車」になっている人が多いです。

なので体感の被害額はもっともっと高いイメージです。

 

動物との事故に保険は使える?

結論は使えます!

鹿との衝突は物損事故扱いなので、車両保険に入っていればOKです。

お友達
お友達

悲しいけど物と同じ扱い(泣)

保険を使用には事故の記録が必要です。なので事故の際は警察に連絡し対応してもらうのが間違いないです。

ただ、車両保険の一部が補償されているプラン(限定プラン)ではだめで、フルに補償されている一般車両保険が必要です。

対象が限定されている車両保険は名称は各社異なるものの、「車対車限定」などの名前で出ています。

〇例 SBI損保の場合

▼ 全ての事故を補償→一般車両保険
▼ 対象が限定された車両保険→「車対車+限定A」(鹿との事故は補償外)

そのため鹿との事故が不安な方は、全事故対象の車両保険に加入しましょう!

レンタカーの場合は補償系のオプションに入った方が、ドライブ中不安なく過ごせてオススメです。

 

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車両保険の料金はどれくらい上がる?

車両保険を使うと負担なく車の修理が出来ますが、3年間は割増の保険料を支払う必要があります。

そのため数万円の修理で車両保険を使うと損をすることも…

例)ソニー損保の場合

年間の保険料が6万円で20等級の方が車両保険を使った場合(3等級ダウン)

1年目:101000円(+41000円)
2年目:97000円(+37000円)
3年目:94000円(+34000円)
4年目以降は60000円

合計:3年間で112000円の割り増し

この計算だと112000円以上の修理額であれば車両保険を使った方がお得になります。

そのため保険を適応するかは、いくら費用がかかるのかと相談する必要がありますね。

 

動物たちへの対応策

野生の鹿

事故に合わないために、どうすれば確率を0に近づけることが出来るのか。

それは次の3点

  • 動物の特性を理解する
  • 鹿笛を装着する
  • 夜に運転しない

動物ごとに行動の特徴があります。まずそれから見ていきましょう。

 

動物の特性を理解する

それぞれの動物の特性を知っていればある程度動きに予測ができ、事故のリスクを減らせます。

▼ 鹿

群れで行動する→1匹見かけたら、その後数匹いる確率大

実際に運転していて1匹道路を横切りました。観察しているとその次、その次…合計5匹横切ったことがありました。

また、10~11月の秋のシーズンが活発に活動する時期です。

明らかに姿が増えるので、その時期は普段より気を引き締めて運転しましょう。

▼ たぬき

動きがのろのろしていて遅いです。

道路の真ん中にいる時は想像以上に横断に時間がかかるので注意!

▼ キツネ

餌付けされたキツネは道路沿いや道路の真ん中にいることが多く、近づいてもなかなか逃げません。

車でゆっくり走ろうものなら、トコトコついてくる子も。

秋は枯れ葉の色に紛れてキツネがいることもあるので、注意して運転してくださいね。

おちび
おちび

エサはあげずに見るだけにしてね

 

鹿笛を装着する

鹿笛というものが販売されています。

数センチの目立たない鹿笛ですが、車(フロント部分やサイドミラー部分)に装着することで

走行中に人間の耳には聞こえない音を発することが出来ます。

つまり鹿にしか聞こえないなのです。

最近ではレンタカーに装着される例も増えてきました。

音にびっくりして鹿たちが逃げたり、その場で立ち止まるので事故のリスクを減らせますよ。

お友達
お友達

僕らにしか聞こえないもんね♪

 

夜に運転しない

暗くなってからは動物の出現率が飛躍的に上昇します。

鹿を筆頭に、ほとんど山の動物は夜行性だからです。

実際動物との事故も夕方~夜にかけての時間帯が最多となっています。

 

1年程前のお話です。

遊びに出かけた帰り遅くなってしまって、夜に峠道に差し掛かりました。

まぁ~たくさんおりました、鹿!その数30分で24匹!!

どんぐり
どんぐり

+たぬきが4匹出ました

飛び出す子は少なかったですが、次々に道路脇に出てきて生きた心地がしませんでした。

出現率が上がる夜は見通しも悪いため、極力運転しないことをオススメします。

 

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その他注意するもの

問題解決

実は動物だけではありません。

その他にも注意することがあるのでお伝えします。

 

パトカー

たまーに出没します。動物と違ってあまり可愛くはありません。

体感としては山道ですれ違うことはあっても、張っていることは少ないです。

ただ、札幌へ続く中山峠のような大きな峠では道路脇で張っています

普段は市町村に入る制限速度切り替えポイントに出没することが多いです。

動物と違って夜になると出現率は下がります。

▼ 対策

  • 地元ナンバーの車の動きに合わせよう
  • 先頭車両にならないようにする
  • そもそも安全運転をする

以上大事なことは3点です。

地元ナンバーの車は取り締まりポイントに詳しいので周囲の車が速度を落とし始めたら注意です。

そして取り締まりの対象になるのは、列の先頭車両です。

ゆっくり誰かの後ろを走って行くのが◎ですよ。

おちび
おちび

+安全運転で楽しんでね

 

睡魔・疲れ

これもドライブには大敵です「睡魔・疲れ」

日中に出没することもありますが、夜の方が出現率高しですね。

▼ 対策

  • 1日の運転時間は4時間まで
  • 眠気を感じたら窓を開ける、歌う、1人しりとりなど

疲れが溜まるのを防ぐ+移動ばかりにならないように1日4時間までの運転にすると良いです。

4時間は高速なら400km、下道では250km程度移動できる計算です。

※下道は北海道の場合です。

実際1日で600kmまで運転したことはありますが、とっても疲れました。

どんぐり
どんぐり

移動で終わった1日…

楽しい旅行にするためにも運転時間ばかりにならないように注意です。

 

そして眠気を感じたら、まず窓を開けて酸素を取り入れましょう。

冬でもいいです、冷たい空気入ると目が覚めますからね!

私の場合は音楽に合わせて大きな声で歌ったり、ラジオに相槌を入れたり、1人しりとりなんかで睡魔と戦っています。

「酸素を入れる+身体を動かす」が一番です!

ただし気を取られて運転がおろそかにならないよう注意してくださいね。

くるみ
くるみ

早めに停まって休憩も大事だよ!

 

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まとめ:山間部では野生動物に注意を

旭山動物園のヒグマ(とんこ)

今日のまとめとして北海道の山道を運転する際に注意すべき動物たちを紹介しました。

1番出現率が高く、数も多く、ぶつかった際に大きなダメージを受けるのが鹿(エゾシカ)です。

おちび
おちび

いつも群れで行動するよ

そして鹿含め多くの動物が夕方〜夜にかけて活発に動くようになります。

ほとんどの動物は夜行性です

その対策としては3つ

  • 動物の特性を理解する
  • 鹿笛を装着する
  • 夜に極力運転しない

これに加えて「パトカー」・「疲労・眠気」にも注意して、楽しいドライブにしていきましょう!!

 

参考記事はこちらです

 

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