「北海道銘菓のわかさいもってさつまいも?材料はなんだろう?」
「わかさいものお店はお土産もたくさんあって、スイーツも美味しいよね」
この記事はそんな方に向けて書いています。
こんにちは!洞爺湖にもすっかり馴染み、地元のように感じるどんぐりです。
相変わらず泳ぎは苦手だけどね
そんな洞爺湖から、今や北海道の名物にもなった「わかさいも」についてご紹介します。
▼この記事に書かれていること
- いもじゃないの?「わかさいも」の正体
- わかさいも本舗、洞爺湖本店
- 洞爺湖を楽しむ!
実はわかさいもはさつまいもは一切使われておらず、大福豆と昆布の組み合わせで出来ています。
「いも」ではないのね〜
そこにはさつまいもが採れない北海道で「焼き芋が食べたい!」という創業者の想い、苦労して大福豆を作る農家さんの想いがあったのです。
▼この記事を書いた人
名前:どんぐり♂
関東から北海道へ移住して5年
道内の観光地・美味しい物巡りが好き
わかさいもはもちろん好きですが、一番好きなのは「いもてん」。洞爺湖本店では実演販売されており、熱々のいもてんが楽しめます。
いもじゃないの?「わかさいも」の正体
わかさいも→大福豆+昆布
わかさ「いも」と名前がついていますが、さつまいもは一切使われていません。
使われているのは「大福豆」という真っ白な豆を餡にし、焼き芋の繊維を表現するのに使われているのは、北海道産の「昆布」なのです。
豆の質にこだわり、焼き芋のようなホクホク感を可能にしたよ
その昔、創業者の若狭函寿が「さつまいもの採れない北海道で、焼き芋を作りたい!」と夢を描きます。
そこで考えたのがさつまいもの中の部分を大福豆で作り、筋の部分を海沿いで採れていた昆布で表現するというもの。
- 餡は大福豆
- さつまいもの筋は昆布で表現
- さつまいもの形に成型
- 表面に卵醤油を塗って香ばしく焼く
上のように改良を重ね、本物の焼き芋のような現在の「わかさいも」の味と形にたどり着いたのです。
現在では減ってしまいましたが、昔洞爺湖の周辺の農家さんはこぞって「大福豆」を作っていたそうです。
しかし大福豆を作るのは他の作物と違い、大変な手間がかかります。
- 機械が使えず、全て手作業
- 竹を4本手で組む必要がある
全て手作業で、竹4本をテントの骨組みのように組むよ
「なしてこんなに手間をかけなきゃいけねぇ?」
「こんなに大変なら、別の野菜を作ったほうがマシだわ」
何度もそう思ったと、当時を知る農家さんが繰り返し話していました。
えへへ、農家さんの友達たくさんいるんです
農家さんの畑を借りた時、すみっこで眠っていた大量の竹の棒。
それらは当時使われていた大切な道具であり、大福豆を支えた柱たち。
農家さんたちが汗水たらして作った大福豆と、当時海沿いでたくさん採れていた昆布の組み合わせが「わかさいも」の正体なのです。
わかさいも本舗の洞爺湖本店
20年前に噴火で全壊の過去が…
美しい洞爺湖を眺めながら、軽食を食べたり、晴れた日は羊蹄山も見える絶好のスポットになっている洞爺湖本店。
実は洞爺湖本店は2000年の有珠山の噴火で工場が全壊し、その時に新しくした店舗になります。
噴火で飛んできた石が、天井を突き抜けたそう…
一番奥の建物が工場だよ
今では復興をはたし、お土産コーナーから軽食コーナー、2階のレストラン「仙堂庵」までいつも活気であふれています。
店内からもお店の裏手からも洞爺湖が一望できる絶景のスポット。
羊蹄山もキレイに見えるね~
わかさいも洞爺湖本店に来れば、洞爺湖のお土産に困ることなしです。
次は現地でしか食べられないおすすめのスイーツと、わかさいも人気のお土産をご紹介です。
洞爺湖本店のオススメ!
洞爺湖本店まで来たら食べて頂きたいのはこちらの2つ。
- プレミアム生クリームソフト
- いもてん
どっちも現地でしか食べられないよ♪
プレミアム生クリームソフト「CREMIA」
ぜひ食べていただきたい1つ目は、ラングドシャにソフトクリームを加えたリッチなソフトクリーム。
サックサクのラングドシャに生クリームを使用した濃厚なソフトクリームがベストマッチ!
コーンの部分にラングドシャを使う新しい発想だね
お店に来た方の多くが食べているのも、納得の美味しさに仕上がっています。
いもてん
実演コーナーもある「いもてん」です。
いもてん→わかさいもを油で揚げたもの
「なんだ、油で揚げただけか」と思う方もいるかもしれません。
ですが食べてみてびっくり!
わかさいもの甘さとホクホクさが増して、とっても美味しいのです。
わかさいもの中でのイチオシ!
いっつも買ってくるよね
写真は3つセットですが、他にも5つセットも売られていました。
揚げたてはサイコーね!
温かいと美味しさ5割増しなので、ぜひ温かくてホクホクのいもてんを食べて下さい。
買う時に声をかけると、揚げたてをパックしてくれるのでオススメですよ。
冷めたらチンしても美味しいよ~
わかさいも人気のお土産♪
- わかさいも
- 皮付きスイートポテト(季節限定)
- あんぽてと
ここからは持って帰ることもできる人気のお土産を紹介します。
3つどれも人気で、もちろん味もとっても美味しいものばかりです。
わかさいも
お土産の代表と言えば、社名にもなっているわかさいもです。
友人や会社の人に「さつまいもを使っていない、焼き芋だよ」なんてプレゼントしたら喜ばれること間違いなし。
「このホクホクさ、本当にさつまいもじゃないの?」
「焼き芋のような香ばしい香りがする!」
そう思ってもらえると嬉しいです。
それをきっかけに北海道の銘菓を知る人が多くなったら、嬉しいな~とも思います。
皮付きスイートポテト
こちらは季節限定販売の皮付きスイートポテト。
さつまいもを使わない焼き芋を作ったわかさいも
本当のさつまいもを使ったら…がコンセプト
毎年秋シーズンの限定販売ですが、そのさつまいもの美味しさとボリュームで毎年大人気!
お芋の甘さが最大級に引き出されているよ
写真だと少し小さく見えるかもですが、2~3人でシェアしても十分な大きさです。
シーズン限定の販売ですが、通年を通してさつまいもの美味しさを味わえるのが次のお菓子▼
あんぽてと
皮付きスイートポテトの、甘いさつまいもの生地であんこを包んだ「あんぽてと」
年中購入可能なのがとても嬉しいです。
あんこは北海道産の小豆と北海道産の生クリームとバターがたっぷり!
材料は北海道産にこだわっているんだね
ホクホクした優しいさつまいもの生地と、濃厚で甘いあんこの組み合わせがバッチリなのです!
誰もが「美味しい」と口をそろえるような、和菓子の芸術品あんぽてと。
とっても柔らかいので、お年寄りでも美味しく食べられます。
どんぐり的にはわかさいもも美味しいけど、「あんぽてと」はもっと好きだったりします。
さつまいもと小豆の組み合わせが最高なの
洞爺湖を楽しむ!
そんなわかさいもの本店がある洞爺湖ですが、温泉に景色にご飯に火山と観光名所が目白押し!
- 洞爺湖観光船
- 洞爺湖でボートやカヌー
- 乗馬体験「ホーストレッキング」
- レンタサイクル
- 牧場でスイーツ三昧!
- 昭和新山で火山を学ぶ
- 昭和新山クマ牧場などなど
これでもまだ一部だよ~
観光や遊びが盛りだくさんね~
1日では洞爺湖を満喫するのは、少し時間が足りないかもなので2日くらい見ておくと良さそうです。
詳しくは参考記事まで▼
まとめ→洞爺湖まで来たら、お土産にはわかさいも本舗へ♪
「さつまいもが採れない北海道で、焼き芋を作りたい」
そんな思いから始まり、今や北海道を代表するお菓子になった「わかさいも」
そんな「わかさいも」の歴史や魅力、そして美味しさを知ってもらえたら嬉しいです。
約90年もの歴史があるんだよ
そして洞爺湖観光のお土産には
- わかさいも
- 皮付きスイートポテト(季節限定)
- あんぽてと
この3つがとっても美味しくて喜ばれること間違いなし!
もちろん他のも美味しいよ~
個人的なオススメはあんぽてと!
誰か買ってきてくれないかなぁ(遠い目)
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参考記事はこちら▼
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