(この記事は2022年12月18日に書きました)
「都会で東京の大学生ライフを満喫したい」
「東京に行けば何か変わる気がするんだ!」
「田舎は何もなくて退屈だ。娯楽がある都会にいきたい!」
そう思っていた20歳の私は、山形の国立大学から東京の私立大学に3年次編入学しました。
東京に行けば何かが変わると思っていたころ
今回は3年次編入をしてみた感想やそれぞれ大学で学んだことをお話しします。
▼この記事の内容
- 国立から理系(しかも理系→文系)へ3年次編入した理由
- 3年次編入してみた感想
結論として東京での華やかな学生生活なんてものはありませんでした。
東京での暮らしを経験した私は
「やっぱり自分には田舎での生活があっているな」
と気が付くことになるのです。
基本いなかの人間なのだ
内容を読めば大学の3年次編入のことから田舎・都会での大学生活がわかりますよ!
▼この記事を書いた人
名前:どんぐり♂
関東から北海道へ移住して5年
道内のおいしい物巡りが大好き
当時は「都会にいきたい!」の思いばっかり先行してたんです。
地方の大学も、いいとこがいっぱいあるのにね。
大学生の自分に「君は30歳で北海道のいなかに移住するよ」と教えてあげたい。
国立から理系(しかも理系→文系)へ3年次編入した理由
- 地方での生活が退屈
- 大学の研究に興味がなかった
- 都会に行けば変わると思っていた
大きく分けて3つの理由がありました。
私は山形の国立大に通っていたんですが、周りに何もなくて退屈だったのです。
1年生の時はまだ山形市内だったので遊べましたが、工学部だった私は2年生から米沢市にいくことに。
工学部のキャンパスは米沢なのだ
米沢市は山形市よりも小さな町で、大学生の娯楽は地元のパチンコ店に行くくらいでした。
当時遊びたい盛りの私にはこの環境がとっても退屈^^;
とはいっても今住んでる町より大きい米沢市
今思えば、遊ぶものはたくさんあったのだ
加えて「なんとなく就職しやすそうだから」と選んだ工学部。
2年生から専門科目の授業や研究が増えて
「勉強は興味が持てない、普段の娯楽もない。毎日が楽しくない」
そんなことを考える毎日でした。
退屈な日々が過ぎていく中でどんぐり青年は
「都会に行けば遊べるとこもいっぱいあるんだ」
「東京に行けば何か変わるかもしれない」
そんな風に考えが少しずつ変わっていったのです。
東北の国立大で学んだこと
- 都会へのあこがれが強い
- 学生は真面目な人が多数
私も含めて都会に憧れが強い学生が多い印象でした。
「週末は仙台に行ってきたよ」
「やっぱり仙台はいいよね」
そんな風に仙台に行った自慢をする人もちらほら。
東北で最大の都市が仙台なのです
山形や秋田、青森など地方から出てきた学生が多いためより都会に憧れを持っていたのかもしれません。
ただ、地方の国立だけあって真面目で勉強熱心な人も多いのです。
大学の図書館は24時間空いていて、深夜でも文献を調べたり勉強している人も目立ちました。
2年次からアメリカに留学する人や、東北大学の大学院進学を目指す人などいい刺激もいっぱいもらいました。
あなたもこの時期「北海道1人旅」なんかやってたよね?
うん!友達にタイへ旅をする人から話を聞いて、僕も何かやりたくて
「大学で勉強をする」に焦点をあてると、地方の国立大学はとてもよいところです!
東京の私立大で学んだこと
- 満員電車の厳しさ
- アパートの家賃の高さ
- 不真面目な学生が多かった
都内は高くて住めなかったので、千葉にアパート借りて1時間かけて通学しました。
初めて経験する満員電車に
「こんなの毎日乗らないといけないの??」
と衝撃…。
大量の人が乗る乗り物、初めてみたの
国立大の時は徒歩5分のところに住んでいたので、
「近いって大事なことだな」としみじみ思ったのです。
都内の近くの千葉とはいえ、アパートの家賃は高くて築30年の1kの物件に住むのがやっとでした。
▼千葉のアパート
築30年 1k 45000円
最寄り駅まで徒歩15分
大学まで1時間ちょい
▼山形のアパート
新築 1LDK 46000円
最寄り駅→なし
大学まで徒歩5分
山形で新築の1LDKに住んでいた分、古くて狭いアパートは慣れるまでが大変^^;
東京はもちろん、その近郊も田舎者の私から見ると家賃がとても高く生活の余裕少なかったです。
また少し偏差値の下がる大学にしたせいか、不真面目な学生も多い印象。
図書館はガラガラで授業も空席が目立つ。
就職活動も真剣に行う人は少ない環境でした。
正直、英語の授業は高校より簡単で残念でした
偏差値が全てではないですが、ある程度のところへ行った方が受ける刺激の量が全然違ってきます。
学生時代は時間たっぷりあるから、いろいろチャレンジしたいね!
ちなみに東京の大学卒業後、渋谷の不動産会社に就職して1ヶ月で退職することになります▼
3年次編入してみた感想
都会の生活は大変だった→改めて田舎のすばらしさを実感!
福島生まれ、もともと田舎の人間の私には都会での生活は大変でした^^;
福島の方言聞くとおちつくんだよ~
家賃の高さや満員電車など都会で働く人たちに「すごいなぁ」と思ったのも事実です。
でも今思い返しても東京の大学に編入してみて大正解でした。
「僕は自然の中で暮らしたいな。やっぱり田舎が大好きだ」
そんなことが再認識できたからです。
この経験があったからこそ、北海道に移住し今に至ります。
まだ30年と少しの人生ですが、大学の編入をしたことはとても良い経験の1つになっています。
田舎も娯楽に仕事にたくさんあるぞ!
まとめ→編入してみたかったので、後悔はナシ!
私は自然に囲まれた田舎の生活が好き
大学を編入したことで大切なことに気づくことができました。
人によって都会が合う人、田舎が合う人それぞれです。
私の場合は田舎の生活がばっちり合っていました!
行動したから「田舎が好き」に気づけたよ^^
悩むことがあったら、何でも行動してみて下さい。
動いてみるからこそ自分にとって「大切なモノ」が見えてくると思うのです。
▼大学卒業後のストーリ-はこうなります
大学を卒業後、渋谷の不動産会社へ就職し1ヶ月で退職。
そして地元に戻って働いてからリハビリの専門学校へ入学
作業療法士になり、病院で勤務してから数年で北海道移住へとつながっていきます。
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