今年は冬タイヤの交換時期です。値段を見てたらどれも高くて…安くて良く効くオススメの冬タイヤはありませんか?
そんな悩みにお答えします。
国産のスタッドレスタイヤは、どれも値段が立派でお財布に厳しいですよね。
近年は物価が上昇し、タイヤだけでなくいろんな物の値段が上がっています…
そこで北海道の雪道で研究が行われ、日本向けに開発されたナンカンタイヤ「AW-1」を冬の北海道で使ってみました。
コスパにすぐれたいいタイヤなのだ~
この記事には以下のことが書かれています。
- ナンカンタイヤとは
- 実際に冬の北海道で使ってみて
- 国産メーカーとの違いとは
- ナンカンタイヤをオススメしたい方
結論として冬の北海道でばっちり安全に走れます!
ここまで性能がいいのなら、ほとんどの人がナンカンタイヤでいいのでは?と思ってしまいます^^;
内容を読むと、「ナンカンタイヤAW-1」が冬の北海道でどれだけ機能するかがわかりますよ(‘◇’)ゞ
それではいきましょう!
▼早いものでナンカンタイヤを履いて3年目になりました。
▼この記事を書いた人
〇名前:どんぐり♂
〇関東から北海道へ移住して6年
〇北海道の観光地・美味しい物巡りが好き
真冬の北海道、知床や稚内まで2WDの車にて走ったよ~外は寒かった…
ナンカンタイヤのスタッドレスの秘密
台湾に本社を置く、台湾でも最も古い歴史のあるタイヤメーカーです。
いわゆる東南アジアで生産される「アジアンタイヤ」の代表的なメーカーの1つです。
その歴史は60年以上を誇り、横浜ゴムと長年関係を持っていることから、工場や品質も日本に近い物があるのです。
冬タイヤの開発には当然テストコースが必要になりますが、なんと北海道の士別市にあります。
旭川より少し北の寒いところよ
北海道の雪道でテストと研究を重ね、16年前に「SN-1」というタイヤを開発しました。
そう、日本の冬の気候に合わせて作られているのが、このナンカンのスタッドレスタイヤなのです。
過去にはそう言われていましたが、実際に使ってみて驚愕!
良い意味で期待を裏切られたのでした。
次は使った感想です
冬の北海道で使ってみて
私は過去にブリジストンのブリザック。そして横浜タイヤのアイスガードの使用経験があります。それらとの比較記事になります。
2021年の10月にナンカンタイヤを購入して1シーズン超えました。
タイヤ交換の際に整備士の方から
「ナンカンタイヤ、すごく柔らかくなってていいね。これなら雪道も大丈夫しょ」
初のアジアンスタッドレスタイヤのためか少し心配だった私。その言葉をもらって少し安心しました。
最初は雪道怖かった~
- 体感としてブリザックと同程度の柔らかさ
そのためブリザックを履いていた方がナンカンに替えても、違和感なく走行ができますよ。
妻の車がブリザックだったので、その比較です
実際雪が降ってから走ってみても柔らかいタイヤが路面をがちっとつかんで効いてる感じがします!
そして全然滑らないのです。
安心感が直前に履いていた3年目のアイスガードとはだいぶ違います。
▼北海道民は国産タイヤへのこだわりが強い
ちなみに私の周りにもこんな方が多いです
- 冬タイヤは絶対ブリザック
- 車は絶対4WD
正直北海道には国産タイヤ至上主義、特に「ブリザック信仰」が非常に強いです。
私がナンカンタイヤに替えた時も
「本当にそんなので大丈夫?」
などたくさん言われました。
ひどいなぁ…
けど私が真冬に峠を越えたり、稚内まで行ったりする姿をみて
「あれ、意外とあのタイヤ大丈夫なのか…」
そんな考えに変わっていったそうです。
ナンカンタイヤのスタッドレスAW-1を見てみる
▼車は絶対4WDと言う人
同時に「絶対4WDじゃないと!」という4WD至上主義も同時にはびこっています。
これは別記事で詳しく書いていますが、2WDでも問題なく走行可能できるのです。
私のは前輪駆動のFF車ですが、5年間乗っていて困ったことはないです。
冬の峠も豪雪地帯もおーるおっけー!
むしろ滑りやすい路面は滑り出しがわかりやすいので、2WD車じゃないと逆に怖いなぁと言うのが私の感想です。
参考までに雪の少ないエリアはこちらです▼
圧雪・アイスバーンを走ってみて
走った感じとして、今までの国産スタッドレスと何も変わらないです。
むしろ1年目で柔らかい分、ナンカンタイヤの方が滑らない感じがしています。
交差点での停止、発進。コーナリング、車線変更を不安なく行えます。
ABSがほぼ出なくなったのは、タイヤ性能が良いからだと思います。赤信号でもキュッと止まります。
去年の冬は稚内まで往復1600キロのドライブに行きました。
ドライブって距離か??
途中で豪雪地帯の幌加内町やアイスバーンの道も通りましたが、通常の速度で走るには問題なく安心して走行出来ました。
下りのカーブでも滑り出す挙動も特に見られませんでした。
途中札幌にも寄りましたが。交差点での停止や町中での走行全般安全に走破できました。
近くの峠にも出かけました。これは12月末の写真です。
圧雪の道をがんがん進んでいきましたが、安定感ばつぐん!
登りも下りも適切な速度であれば、怖いことなんて1つもありませんでした。
よく雪の峠道で遊んでます
雪の下が凍結路面の時は滑り出しの挙動がわかりやすく、路面状況を適切に伝えてくれるのも◎
冬の北海道でここまで安心感を与えてくれるナンカンタイヤ、いやぁ想像以上にいがったのです。
ナンカンタイヤのスタッドレスAW-1を見てみる
乾燥路での感想
国産スタッドレスも高速は騒がしいですが、ナンカンも同じか気持ち少しだけ騒がしい気がしてます。
これが唯一のデメリットかなと思っています。
おそらくスタッドレスの溝が影響しているのでしょうか。
カーブにて早い速度域で入っても安定して曲がる事が可能です。峠道もわりかし楽しく走れます。
そんな訳で音以外の走りの部分は合格点でした!
逆に効き目も音対策もばっちりな国産メーカーが強さを見せたとも言えますね。
国産スタッドレスとの違い:価格差
値段が全然違います。サイズによりますが、ほぼ倍額違うのではないでしょうか。
国産メーカーはネームバリューもあるので致し方無い部分もあるかもしれません。
私が買ったのは185/65R15のサイズで1本6490円、4本で25960円です。
有名所、ブリジストンのブリザックは1本14000円、4本で56000円になります。
差額は約30000円!
道内では3年で冬タイヤの交換が推奨されています。
タイヤが固くなってしまい、効果が薄れてくるのが原因です。
ブリザックでもアイスガードでも3年で交換してきました。
ナンカンはまだ1年しか使用していませんが、経年劣化はまだ未知数です。
もし仮に2年で交換するにしてもコスパが最強です!3年使えたら万々歳ですなぁ。
ナンカンタイヤのスタッドレスAW-1を見てみる
ナンカンタイヤをオススメしたい方
私が以前住んでいた関東地方みたいに、普段雪が降らない地域では特にオススメします。
ほとんどスタッドレスの必要がないのに、高い国産タイヤを履くのはもったいないです。
そして雪国でもコスパの良いスタッドレスを探している方にはばっちり合います。
圧雪やアイスバーンで走行性能に不問題ないのは、冬の北海道で私が実証済です。
現在は妻の車もナンカンに替えました
どうしても「国産タイヤじゃなきゃ嫌!」、「アジアンタイヤは不安だなぁ」という方はあまりおすすめはしないです。
不安を抱えたまま雪道を走るのは不安もあると思うので、その時はブリジストンや横浜タイヤのスタッドレスもとても良いですよ!
オートウェイならナンカンタイヤの購入、取り付けまで全部お任せ!
オートウェイで購入すると、タイヤピットというタイヤ交換のサービスも利用できます。
近くのタイヤピット提携店にタイヤを発送→車で行って交換するだけ
料金もインチ別で統一の料金!
事前に交換工賃わかるのはありがたい~
一旦、自宅に届くように手配する必要はないので安心です。
指定した日に提携店に行って、スタッドレスへ履き替えるだけなのでとても便利です。
オートウェイでナンカンのスタッドレスを見てみる
まとめ:冬の北海道でナンカンタイヤAW-1は最高です
結論:圧雪でもアイスバーンでも冬の北海道を安全に走れます!
2WDの車にナンカンのスタッドレスを履いて、冬のアイスバーン、峠、豪雪地帯とも何の問題もなく走行できました。
走った感じとして、ブリザックとほぼ同じフィーリングで走行ができました。
同じくらい柔らかくて効きますよ
そしてイチオシはその圧倒的な安さです。
価格:国産タイヤのほぼ半額!
次のような方に特におすすめしたいです。
- 普段あまり雪の降らない地域に住んでいる方
- 雪国でコスパ及び性能の良いスタッドレスを探している方
「ナンカンタイヤって案外やるなぁ」
「最近はアジアンタイヤもいい物作るね」
そんなことを感じて頂けたら嬉しいです。
ナンカンタイヤのスタッドレスAW-1を見てみる
▼参考記事はこちらです
冬の北海道で4WDの車は必要?2WD乗りの私が解説。峠もOK!
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