旭山動物園ではペンギンの水中トンネルが有名と聞きました!ペンギンの魅力を教えて下さい。
小さくてまるっこくて、よちよち歩くペンギンはとても可愛いですよね!
今回はそのペンギンの魅力を全てお伝えさせて下さい!
▼この記事を書いた人
〇名前:どんぐり♂
〇関東から北海道へ移住して5年
〇北海道内の観光地・美味しい物巡りが好き
旭山動物園は年間パスポートを所有しており、何度も何度も足を運ぶ大好きな場所です!
この記事は以下のことが書かれています
- 旭山動物園のペンギンの特徴
- ペンギンの生態→普段は群れで生活します
- 私たちが取り組まねばならないこと
内容を読むとペンギンのことが好きになって、きっと旭山動物園に行きたくなりますよ!
しかし現在は温暖化で南極の氷も融けてペンギンの住処が減っており、私たちが取り組まなければならない問題もあるのです。
それではいきましょう~
ペンギン館の紹介【水中トンネル】
旭山動物園の正門から入ると少し登ってから右手に位置するペンギン館。
人気のシロクマ館からは向かいの場所になります。
ここの目玉はペンギンが泳ぐ姿を水中のトンネルから見られること!
こっちだよ~
道なりに進んでいくと、トンネルの入り口に到着。
中に入って上を見上げてみると…
おぉ、ペンギンが飛んでる!いや、泳いでる!!
優雅にスイスイ泳いでいるこの子はキングペンギンですね。
陸上ではぺちぺち歩くこの子たちも、水中では非常に機敏にびゅんびゅん飛んでいきます。
カメラに収めるのが大変でした…
そんなトンネルを抜けて陸上に出ると、他の子達がお出迎え。
ぼーっとしている子やぐでーっと寝そべっている子まで。
みんな大変ゆっくりと時間が流れておりました。
こんな生き方見習いたい…
旭山動物園のペンギンの特徴
とってもとっても可愛い旭山動物園のペンギンたち。
まるっとしたフォルムでぺちぺち歩きます。
ここでは4種類のペンギンたちが皆さんを楽しませてくれます
- キングペンギン
- ジェンツーペンギン
- フンボルトペンギン
- イワトビペンギン
1つずつ見ていきましょう~
キングペンギン
4種類の中では一番大きな「キングペンギン」です。
特徴は顔の横と顎の部分にある黄色い模様です。
写真みたいに首がくねっとなっている時は寝ている時ですね。
ご飯の後だからみんな眠かったのかな
面白いのはキングペンギンの子どもです。
まるっとした中央の茶色の物体が子どもです。
お母さんに引っ付いて離れません。
子どもでも大きいな~
産まれた時はこんな感じで小さくて…
あっという間に大人と同じくらい大きくなってしまいます!
そして大人になるにつれ、茶色の毛が抜けていき…
全ての毛が抜け落ちると、すっかり大人の仲間入りなのです。
ジェンツーペンギン
続いては「ジェンツーペンギン」になります。
特徴はくちばしだけ黄色になっていることと、頭の白い模様が目印です。
手前に映っている大きいのは寝ているキングペンギンです…
普段はのほほんとした可愛いペンギンですが、野生では天敵のカモメに立ち向かう姿も見られます。
フンボルトペンギン
名前を聞いたことも多いかもしれません、フンボルトペンギン。
キングペンギンやジェンツーペンギンと違って黄色の模様がありません。
白と黒の大人しい色合いでお腹の辺りに点々があるのが特徴です。
イワトビペンギン
見た目でぱっとわかりやすいイワトビペンギンです。
特徴は髪の毛の一部が黄色なのと、赤いくちばし。
なかなかのイケメンですな
写真は大きく見えますが、実は紹介した4種類の中では一番小さいサイズです。
食べるエサも小さな魚を1日に6匹程だけなのです。
それだけで足りるんだ!
ペンギンの生態→普段は群れで生活します
自然界には氷に穴が開いていたり、シャチが狙っていたりと危険がいっぱい!
そのため野生のペンギンは、天敵に襲われないように群れで生活をします。
ここではそんなペンギンの誕生の仕方や羽のヒミツなどを解説します。
ペンギンが産まれるまで
ペンギンは鳥の仲間なので、卵から産まれます。
卵で2ヶ月弱過ごし、そこからバリバリっと殻を割ってヒナが誕生するのです。
赤ちゃんは大人ペンギンのように黒と白のフォルムではなく、茶色がかった灰色のような毛に覆われています。
一番大きなキングペンギンは卵もとても大きい!
ペンギンの場合はオスとメスで後退して卵を温めます。
協力し合って新しい命を迎えるって、まるで人間みたいで素敵ですね。
しかしそんな卵を狙ってくる敵も…
じーっと見てるよ!!
産まれる前も産まれてからも野生では天敵が多く、生き残るのはとても大変なことなのです。
僕は飛べない鳥
ペンギンは鳥の仲間ですが、飛ぶことは出来ません。
身体の大きさに対し翼はとても小さく、飛ぶのに適していないのです。
しかしその小さな翼が水中で抵抗力を少なくし、素早く泳ぐことを可能にします。
フリッパーと呼ばれる翼をまるでカヌーのオールのように使ってぐんぐん進みます。
空は飛べないけど、水の中でなら飛ぶように動ける。それがペンギンなのです。
▼ とてもキレイ好き!
そんなペンギンさん、実はとってもきれい好き!
少しでも身体が汚れるとくちばしで毛づくろいをしたり、水中でバタバタとして身体を清潔に保ちます。
僕は砂浴びをするよ
その理由は身体に汚れがつくことで、水中で抵抗力が増えて泳ぐ速度が遅くなるのを防ぐため。
遅いとエサの魚を捕ることが出来ませんからね。
こうして今日も身体のメンテナンスにせっせと毛づくろいをして、身体を綺麗に保つのです。
▼ よちよち歩きのヒミツ
ペンギンが歩くときは体を左右に振ってよちよち歩きますよね。
それが可愛いんだ~
実はそれにも理由があります。
普通に立っているように見えても、かかとは地面につけず足の指だけで立った状態になっています。
さらに足の指だけで立ちつつ、膝は90℃以上深く曲がった状態なのです。
そんな姿を真似してみると…あのよちよち歩きになるのも納得ですね!
それじゃあ歩けないよ~
どこに住んでるの?
ほとんどのペンギンは南極に住んでいます。
私は北極にもいると勘違いしてましたが、南半球にのみ生息しています。
中には南米のチリ沿岸部に住んでいる暑さに強いフンボルトペンギンや、
30℃を超える日も多い、ガラパゴス諸島に住むガラパゴスペンギンなんかもいます。
コウテイペンギンなど南極にしか生息していない種は暑さに弱いのですが、意外と暖かい地方に住んでいるペンギンも多いのです。
フンボルトペンギンが日本の動物園で多く見られるのも、生息地のチリと同じような気候だからですね。
海水?それとも普通の水?
南極や沿岸部の住んでいるペンギン。海水じゃないとだめ…と思いきや動物園の水は水道水!
実はペンギンは魚のように水の中で酸素を取り込むエラ呼吸ではなく、人間と同じ肺呼吸なのです。
外で酸素を取り込むので、海水でも水道水(淡水)でも生きていけるのです。
やるじゃないか、ペンギンちゃん!
私たちが取り組まねばならないこと
人間の生活が便利になるにつれ、温暖化で氷が融けたり、森林が伐採されて砂漠が増えたりと環境破壊が進んでいます。
動物たちの生活は多くの犠牲の元で成り立っているのです。
このまま環境破壊が進むとペンギンをはじめ、多くの動物が絶滅の危機に瀕してしまいます。
私たち1人1人にできることは些細なことかもしれません。
水を出しっぱなしにしない・電気をつけっぱなしにしない・食べ物を粗末にしない。
出来ることから取り組んでいきましょう!
がんばろー!
まとめ:水中トンネルは1度は見て欲しい!
旭山動物園のペンギン館について解説させてもらいました!
ここでは4種類のペンギンが暮らしています。
- キングペンギン
- ジェンツーペンギン
- フンボルトペンギン
- イワトビペンギン
陸上ではぺちぺち歩くペンギンが、水中トンネルを飛ぶように泳いでいきます。
水中では活き活きと、陸の上ではのほほんと過ごす姿を是非見てもらいたいなぁと思います。
そして旭山動物園では動物を展示するだけでなく、「命の大切さ・地球の尊さ」を学べます。
「人間の便利な暮らしは動物たちや他の物の犠牲で成り立っている」
何かを感じ取って、個人個人が生き方を少しずつ変えていけたら、より良い未来に繋がっていくと私は思っています。
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