北海道の豪雪地帯ってどれくらい雪が降るの?
北海道のどの地域が雪多いのかな。
雪国の暮らしって、どんな大変さがあるのだろう。
この記事はそんな方に向けて書きました。
こんにちは、どんぐりです!
北海道に移住して6年、雪かきもすっかり板につきました。
最初は雪かきも楽しかったのよね~
もう楽しくないけどね…
今回は北海道の内でも特に雪が多い、「特別豪雪地帯」のお話です。
▼この記事の内容
- 北海道の豪雪地帯3選
- 豪雪地帯の「倶知安町」に住んでみて…
- 北海道で雪の少ない地域とは
結論からお話すると、北海道の豪雪地帯はメートル級で雪が降ります。
特に多いとこは、シーズンで合計積雪量が10mを超えるところも…。
わわわ、埋まっちゃう(・・;)
内容を読むと、実際に住んでみた僕の経験談や、北海道のどの地域に雪が多いのかわかりますよ(‘◇’)ゞ
それではいきましょう!
▼この記事を書いた人
〇名前:どんぐり♂
〇関東から北海道に移住して6年
〇最初は雪が好きだった…
北海道に移住して最初、とっても雪の多いところに住んだんだ。
想像以上に雪かきって大変なのだ(‘_’)
逆に雪の少ない地域はこちらの記事まで。
北海道の豪雪地帯3選
北海道内で「災害レベルに雪が多い地域」、代表的なのが以下の3か所。
- 幌加内(ほろかない)町
- 岩見沢(いわみざわ)市
- 倶知安(くっちゃん)町
こちら3市町村は、除雪車は毎日出動、毎朝膝まで雪が積もって、雪かきはエブリデイ。
そんな感じの場所です。
周辺の町も同じくらい雪が降るよ^^
僕らはすぐ埋まっちゃうなぁ~
特に多い日は、朝に車を出すのに雪かきをして、夕方帰ってきてから車を入れるのに雪かきをするレベルです。
朝の雪かきでも大変なのに、仕事で帰ってきてから、もう1仕事あるのはつらいです。
ちなみに幌加内町から日本海の方にいくと、吹雪で有名な「留萌市」がすぐです。
留萌市:冬の吹雪で有名。風が強い日は、高確率で留萌から中継が入る。
目の前が見えなくなる「ホワイトアウト」の発生率が高く、冬に出かけるのは怖い…
海鮮がおいしいとこなんだ(^^♪
では実際雪がどのくらい降るのかをみていきましょう。
シーズン合計の降雪量
上で書いた3か所の豪雪地帯に、わりと雪の多い札幌を加えた表がこちらです。
降雪の深さ(シーズン合計) | |
幌加内町 | 1232cm |
岩見沢市 | 664cm |
倶知安町 | 921cm |
札幌市 | 479cm |
札幌も他の県と比べたら十分多いのですが、他の3つに比べるとかわいいレベルに見えますね(^^)/
特に幌加内町と倶知安町は10m前後と、その量はもはや災害級!
倶知安町の隣は、有名なニセコだよ♪
パウダースノーでスキー好きにはたまらない!
1日に降る最大降雪量も30cmを超えてくるので、雪かきを頑張らないと家から出れなくなります…
こちらは倶知安町の自動販売機↓
もはや近寄ることさえ難しい状態…(・・;)
冬の間は補充もされないんだろうな~
北海道の豪雪地帯は、雪と友達になれそうなくらい雪が降る土地なのでした。
日本海側に雪が多い理由
ロシアからの湿った冷たい北風が主な理由です。
水分を多量に含んだ、冷たい風が最初に出会う大陸が日本海側の土地。
それで北海道の日本海側だけでなく、新潟や富山など北陸も雪が多いのです。
その風が反対側(太平洋)に抜ける時は、雪を降らせた後なのだ
それで太平洋側の町は雪が少ないのね(^^♪
なので幌加内町も倶知安町も岩見沢市も、全部日本海側に近い土地です。
逆に僕が住む伊達市は、日本海とは正反対にあるので、雪が少ない地域になってます。
伊達は室蘭のすぐ隣だよ^^/
豪雪地帯の「倶知安町」に住んでみて…
北海道に移住してから、何を思ったか1年だけ豪雪地帯トップ3の倶知安町に住んでいました。
せっかくだから雪が多いとこ住んでみたいなってw
その結果、強烈な雪国の洗礼を浴びることになったのです。
11月の末に雪が降り始め、すぐに根雪になり、そのまま3月末までずーっと降っておりました。
猛吹雪に遭遇し、ホワイトアウトして死にかけたことも数回あります。
そして毎日曇りの日ばかりで晴れの日が少なく、日光を浴びれなかったのが1番つらかったです(*’▽’)
太陽の陽を浴びるのってすごく大事だね!
救いだったのは、病院(会社)のアパートに住んでいたので、雪かきは管理人さんがやってくれました。
朝6時から除雪車が「んごごごごー」って動いてるので自然と早起きにもなりました。
感謝しないとだ!(^^)!
戸建ての方は、朝も晩もみんな雪かき頑張ってた^^
長いこと住んでいる方には、本当に頭が下がります(‘_’)
雪が多くて良かったこと
初めての雪国生活を倶知安でスタートしましたが、雪国ならではの素晴らしい点もあります。
それがこちらの2点(^^)/
- 冷え込みが穏やか
- 除雪が早い&カンペキ
雪がしんしんと降っている日は、気温がそこまで下がらず(-5℃くらい)平和に過ごせます。
分厚い雲が空を覆っているので、保温効果があるんです(*^^)v
快晴の日はツーンと冷え込むよ!
今住んでる伊達の方が、晴れが多い分寒いかもね
Tシャツ+ダウンだけで過ごせたのも、冷え込みが穏やかだったからだと思うのです。
▼除雪が早くて仕事がカンペキ
そして除雪が毎日入るので、道路は常にきれいな状態です。
農道や小さな道、住宅街までキレイに除雪が入るので、快適に運転ができました!
朝だけでなく、夕方に除雪入ることもあって仕事が早かった~
逆に今住んでいる伊達市は雪が少ない分、除雪が遅いです。
その結果、道がデコボコになったまま、車で走りにくい道がいっぱい。
特に住宅街はほとんど除雪が入らないので、なかなか大変なのです!
2駆の車ではつらいと思うことも…
豪雪地帯の方が走りやすいという不思議(・・;)
雪が多いエリアは除雪がいきとどいていて、意外ですが生活しやすいのです♪
北海道で雪の少ない地域
今回紹介してきたのは北海道の豪雪地帯でしたが、道内でも雪の少ないエリアが存在します。
それが前に少し紹介した、北海道の太平洋側なのです。
上の図でいうと、釧路・帯広・苫小牧・函館と太平洋側は雪の少ない地方です。
こちらは道東の釧路市のすぐ隣にある鶴居村にて、1月に撮影したものになります。
雪が全くないよ!!!
同じ北海道でもここまで違うんだ~
雪が全くなく感動した反面、冷え込みが強烈だったのを覚えています…^^;
この時-15℃くらい(-_-)
こちらは11月末の倶知安町↓
毎朝こんなんだぜ(‘_’)
同じ北海道でも一方は雪かきの必要がなく、もう一方は毎日雪かきが必要だったりします。
移住前には知らなかった、降雪量の格差に僕らはたまげました…(^^)/
近年は北海道道内でドカ雪が多い
とはいえ最近の北海道は1日で数十cmもの雪が降る、「ドカ雪」が増えてきました。
2年前に札幌でも1日で40cmほど降雪があり、交通がマヒして大変だったのも記憶に新しいです。
実際に僕らの住む伊達市は、北海道でも1番雪の降らない町と聞いていました。
みんな口をそろえて、降らないっていうんだ^^
それが住んで1か月後には↓のようなドカ雪に遭遇しました。
2日間雪が降り続き、50cm前後は積もったでしょうか…
朝は膝まで雪が積もっていて、夜に帰宅すると同じくらいの量が積もっていて絶望しました。
近所のおばちゃんが雪かきしてくれてて、すごく助かったの^^
近所同士で助け合って、仲が深まったのはいい思い出(*’▽’)
ドカ雪は渋滞を起こしたり、交通をマヒさせるおそろしい奴です。
けど近所とのコミュニケーションの手段になりえるので、ちょっぴりいいとこもあったりします!(^^)!
まとめ→北海道は日本海側を中心に豪雪地帯アリ
北海道は日本海側に豪雪地帯が多く、反対の太平洋側は雪が少ない地方が多いです。
雪が少ない地域は冷え込みが強かったり、スケートが人気だったりと特徴もあります。
苫小牧や帯広はスケート有名だよ~
校庭に水をまいて、自然のスケートリンクを作るところも!
駅近の広場がスケートリンクになっていて、子供たちが自由に滑ってる姿に
「北国の暮らし」をぐっと感じます(‘◇’)ゞ
そして日本海側では、シーズンで10m近く雪が降る豪雪地帯もあります。
11月~4月まで雪が降るよ!
1年の半分は雪景色なんだね~
住むのは大変ですが、アパートや社宅だと除雪をやってもらえてラッキーな物件もあります。
さらに雪質は世界最高の「パウダースノー」
サラサラな雪なのよ^^
スキー・スノボが好きな人にはたまらないと思います。
道路の除雪は早く、雪かきが近所とのコミュニケーションにもなります。
豪雪地帯での暮らしは、北海道を感じられて、意外と楽しいものですよ(*’▽’)
1度冬に遊びに来てみてね!
▼参考記事はこちらです
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