持ち家が良いのか、賃貸(アパート)が良いのかは永遠のテーマでどちらも答えは出ないですよね。
今回はそんな難しいテーマですが、「北海道のような寒冷地での持ち家とアパートでは?」という観点から私なりの考えをお伝えしていきます。
内容を読んでいただければ、寒冷地ならではの持ち家の優れた点が見えてきますよ。
▼この記事には以下のことが書かれています
- 北海道(寒冷地)ならではの持ち家の隠れた利点
- 持ち家と賃貸どちらがお得?
結論として「持ち家か賃貸か」は北海道のような寒冷地に限って言えば、新築の持ち家が満足度高いと思っています。
寒冷地での持ち家には、暖かい地方とはちょっと違う「隠れたメリット」がたくさんありました。
冬の期間室内が常に暖かく、かつ光熱費が安いため冬の満足度が非常に高いのです。光熱費の分、負担を少なく家を所有することができます。
そんな寒冷地ならではの持ち家の良い点について、詳しく解説していきますね。
▼この記事を書いた人
〇名前:どんぐり♂
〇関東から北海道へ移住して5年
〇道内の観光地や美味しい物巡りが大好き
2022年に新築の戸建てを北海道で建てました。実際に住んでみて、「北海道での持ち家」経済的で案外いいぞ…と思ってきました。
北海道(寒冷地)ならではの持ち家の隠れた利点
実際に住んでみてわかった隠れた利点をご紹介します~
- 室内はいつもぽかぽか暖かい
- 冬の暖房費
- 土地が広いので用途が広がる(田舎の場合)
大きく分けて3つあり、特に上2つは冬の満足度と大きく関係してきます。順に解説していきます。
室内はいつもぽかぽか暖かい
これから寒冷地で戸建てを建てる方は暖房の種類を大きく2つから選ぶことになります。
- 全館空調(エアコン)
- セントラルヒーティング(ストーブorパネルヒーター)
技術の進化には驚かされます、どちらの暖房システムも家全体が大変暖かい!!
我が家は全館空調を導入しました
賃貸でも導入されているところもありますが、数は少ないのが現状。
戸建ては自分の好きな暖房システムを使えるのが最高の利点です。
▼全館空調
エアコン1台で家中を温めるシステムです。
一般的には「ストーブと違って、エアコンじゃ暖かくならないでしょ」と思われがちです。
しかし今の寒冷地エアコンはすごいです!暑いくらいほかほかになります。
へへ、いつも半袖短パンですよ♪
我が家でもこれを導入していますが、脱衣所もトイレもいつでも暖かい。お風呂の時に服を脱ぐのが苦痛ではなくなりました。
全館空調を導入したお話はこちら!
【全館空調の家】北海道での光熱費を公開!エアコン1台で暖かい?
▼セントラルヒーティング
セントラルヒーティングにも2つ種類があります。
- 家の中央部分に大きなストーブがあり、そこから家全体を温めるシステム
- ボイラーで作った温水を各部屋のパネルヒーターに届けて温めるシステム
こちらはエアコンではなくストーブorパネルヒーターを使うのが全館空調との違いです。
全館空調と比較した時に以下の良い点・悪い点があります。
〇メリット
エアコンと違って乾燥しらず!
〇デメリット
導入時にお金がかかり、故障時も手間を要する
「ストーブの火のぬくもりが好き…」と言う方にはこちらがオススメです!乾燥しにくいので、お肌にも優しくて◎です。
床下暖房を併用されている方も多く、足元からぽかぽか温まれるのも嬉しい点です。
ぬくぬくで幸せそう!
全館空調と同様に家中どこでも暖かくなるので、身体に負担なく幸せに過ごせますよ~。
冬の暖房費
11月~4月の暖房費で差が大きく見られます。
今の住宅は断熱性がしっかりしているので、賃貸のアパートよりも暖房費が下がることが多いです。
断熱材の量・質が重要なので、そこはコストをかけるべきところ。後で十分元が取れます。
※断熱性については全国チェーンのメーカーさんより、特にその土地の工務店・ハウスメーカーが強いです。
断熱性がとっても重要よ。
やはり地元のメーカーさんが強いね~
現に我が家はアパート時代は最も寒い2月で暖房費が月4万円でしたが、戸建てに引っ越してから半額の2万円に落ち着きました。
他の月も半額程度の暖房費で済んでおり、予想よりだいぶ安いです。
そのため冬シーズンの暖房費の差額だけで10万円近くになっているのです…
詳細はこちら!
住宅ローンと家賃を比べるだけでなく、冬の暖房費まで計算すると間違いのない選択ができますよ。
土地が広いので用途が広がる
寒冷地(特に北海道)では基本土地が広いことが多いです。それだけ土地が安く田舎ということでもありますが、素晴らしいことがたくさんあるんです!
土地が広く、用途が盛りだくさん!
- 家庭菜園
- ガレージ
- 子どもが遊べる広いお庭・テラス
これらが代表的なところでしょうか。
うちは家庭菜園やってます♪
うちは野菜作りに特化していますが、近所ではガレージで車いじりをしたり、車庫の中でバーベキューをしている光景を良く見かけます。
テラスでピザを焼いている人もいるよ!
庭があると楽しみの選択肢が増えるのも、とっても幸せなことです。
デメリット
ここから持ち家(戸建て)のデメリットを挙げていきます。
- 雪かきの必要性
- 引っ越しできない
- 住宅ローン(借金)を抱える
特に1番上は寒冷地ならではの問題ですね。
雪かきの必要性
雪国ではこれが一番大変です、「雪かき」
特に豪雪地帯では朝車を出すために雪かきをして、帰ってきて車を入れるために雪かきをすることがほとんど。
仕事が1つ増える感覚です…
アパートの時は管理会社が重機を使って雪かきしてくれるので、大変助かっていました。
うちは比較的雪の少ない地方に住んでいますが、近年のドカ雪には頭を抱えました…
▼対応策
雪の少ない地方に住みましょう!
北海道も全域が豪雪地帯ではなく、降る地方・降らない地方とはっきり分かれております。
素直に少ない地方に住みました
引っ越しできない
どこの地方でも同じですが、建ててしまうと簡単に引っ越しが出来ません。
売却して引っ越そうにも手間もお金も時間もかかってしまいます。
▼対応策
住宅ローンを組んでも転職自体は制限ないので、ある程度大きな町かその通勤圏に住んでおけば「転職したいのに、辞められない!」を防ぐことができます。
転職しても銀行に伝える必要はないよ~
住宅ローン(借金)を抱える
住宅ローンと言えば聞こえはいいですが、借金なことに変わりはないです。
家の購入時は2000~3000万円借りる人が多く、大きな借金を抱えてしまうことも持ち家のデメリットですね。
さらに返済額には金利が上乗せされるので、金利が高いほど家計を圧迫してきます…
▼対応策
金利だけで返済額が月1万円違うことも!ネット銀行系が低金利で◎です
最初は地元の銀行で借りようとしましたが、金利が1.1%と少し高いなぁという印象でした。
そこで長年使っているSBI銀行で住宅ローンを検索すると「変動金利0.41%」の文字が!
ネット銀行を既に使っているか、抵抗のない方は手続きも郵送で完結するので大変おすすめです。
毎月の返済額が6200円も安くなり、支払い総額も240万円減りました~
変動金利にはリスクもあるので、そこだけ注意です。
持ち家と戸建てどっちがお得?
寒冷地に限って言えば、持ち家が満足度高い!
北海道など寒冷地限定ですが、持ち家の方が満足感が良いと私は思っています。
もちろん中には転勤族・転職の可能性・子どもの学校の関係で難しい方もいらっしゃると思います。
なのでどちらが必ず良い!とは言えません。
その家庭ごとに正解は異なるね。
持ち家は故障した時の修繕費や改修費も全部自分持ち、固定資産税というデメリットもあります。
ですが今の住宅には住居+家電類は10年保証が付属していますし、住宅ローン控除や補助金も受けられます。
補助金で155万円いただきました。
なにより冬の暖房費と満足感が段違いです!
なので寒冷地で「新築かアパートか迷っている」そんなご家庭は、新築を検討してもいいのかな~と私は思っています。
まとめ:寒冷地では持ち家の暖房費が安く、満足感が高い!
寒冷地での新しい家は断熱性が高いため暖房費も安く、とっても満足感が高いです!
いつも暖かくて幸せ度アップ!
隠れた利点として以下の3点がありました。
- 室内はいつもぽかぽか暖かい
- 冬の暖房費
- 土地が広いので用途が広がる(田舎の場合)
ただ、不利な点として「雪かき」を自分たちで行う必要があります。
全てが良くはないですが、他の地域とは少し違う「寒冷地」の視点から見ると、新築の家はとてもメリットが多いなぁと私は思っています。
太陽光パネルを屋根に設置すると「ZEH(ゼッチ)」に該当したようで補助金も出ました。
断熱性高い家は該当しやすいみたいです♪
おかげで自己負担は40万円のみでした。使って見ての実績はこちらです↓
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