(この記事は2023年1月11日に書きました)
「田舎は土地が安いっていうけど、どれくらい安いの?」
「田舎でも駅や町中だったらいい値段するんでしょ」
「20代で家が建てられるって本当?」
この記事はそんな方に向けて書きました。
こんにちは、どんぐりです!
「安く賃貸で住んでいたいなぁ」と思ってたら、田舎の土地の安さに家を建ててしまいました。
営業マンがやり手だったぜ
今回は田舎の土地の安さと20代でも家が建てられる理由について語ります。
▼この記事の内容
- 田舎の土地は安い!首都圏と比べると1桁違う
- 田舎なら20代でも戸建ての新築が建てられる!
- 田舎の都会に土地購入→76坪で250万円
- よくある質問Q&A
結論から言うと、田舎の土地は首都圏の土地と比べて0が1個違います。
僕の友人の多くは首都圏で2000万円前後の土地ですが、僕は250万円で買えました。
もう少し田舎に行くと、100万円で100坪買えるのよ^^
本文を読めば田舎の土地事情や、何歳くらいで家を建てるのか、建物を含めた総額の値段もわかりますよ!
それではいきましょう^^/
▼この記事を書いた人
名前:どんぐり♂
関東から北海道へ移住して5年
自然の中でぼーっとするのが好き
田舎は余っている土地は多いし、値段は安い。
僕みたいに収入少なくても家が建つよ!
田舎の土地は安い!首都圏と比べると1桁違う
田舎に行けばいくほど土地が安い
田舎の土地は驚くような安さで販売されています。
それもそのはず。1坪何十万円もする都会と比べたら田舎の土地は1坪1万円ほど。
栃木の友人の土地は1坪20万円と聞いてびびった…
仮に100坪買っても100万円くらいでOKなのです^^
「実際はそんなにいい土地ないんでしょ」
「ものすごい森の中なんじゃないの?」
と思うかもしれないので、近所の良さそうな土地をピックアップしてみました。
北海道の胆振地区から選んでみたよ!
胆振(いぶり)地区ってどの辺なの?
苫小牧や室蘭のある北海道の海沿いの地域なのよ
胆振地区は北海道の中でも比較的暖かくて、雪の少ない住みやすいエリアなのです。
うちの近隣の土地を調べてみた
雪が少なくて住みやすい胆振地区の土地を調べてみました!
3つとも不動産会社LANDECさんの資料を使わせていただきました
まずは苫小牧の隣、白老町からです。
▼白老町の土地
広さは54坪、70万円。坪単価は1.3万円です。
ちょっと狭いですが価格は魅力ですね~
次は室蘭市の土地になります。
▼室蘭市の土地
こちらは大きな町、室蘭市の郊外の土地。
81坪で190万円です。
坪単価だと2.3万円ですね^^
最後に僕も住んだことがある洞爺湖町。
室蘭から西へ1時間弱、洞爺湖で有名な町です。
▼洞爺湖町の土地
広さは256坪、175万円。
坪単価だと0.68万円と1万円以下です!
3つとも全て現在販売中の土地で、「次に家建てるならここがいいなぁ」そんなとこを選びました。
田舎に住んでみると「田舎って娯楽はないんでしょ」と思われるかもしれません。
けど田舎ならではの楽しい娯楽は意外とたくさんあるんです。
探せばいっぱいあるのだ
田舎なら20代でも戸建ての新築が建てられる!
土地が安いので20代で新築の戸建てを建てる人が多いです。
田舎にマンションはないので、家を買う人=戸建てを建てる人になりますね。
田舎にマンションは存在しないぜ^^;
キレイめなアパートならけっこうあるわよ♪(新築も)
田舎ではいいアパートほど競争率が高く、入居しにくい傾向にあります。
アパートの数自体が少ないの
条件のいい物件に入れない若い人たちや、子どもが増えた家庭など新築を建てることが多いです。
職種によって勤務歴1年でも住宅ローンが通ると言われたよ!
あらまぁ、3年以上必要だと思ってた〜
僕の場合30代で家を建てましたが、社会に出たのが27歳と遅咲きだったため、7年の勤務で家が建ちました。
社会に出るのが嫌で…27歳で社会人はだいぶ遅かったw
本当はもっともっと働きたくなかった
なので普通に勤務している社会人の方でしたら、早ければ20代半ばで家を建てるのが田舎あるあるなんです。
田舎は平屋も広さ的にOK!
田舎は平屋率が高い
田舎に来るとわかるのですが、平屋のおうちがけっこう多いです。
割合としては10軒のうち1,2軒くらいは平屋の印象です。
古いおうちも新しいおうちでも同じ割合で見かけます。
僕んちも平屋にしたの!
▼平屋が多い理由
- 土地が広い
- 隣との距離があり日当たり◎
理由として単純に広い土地が多いのが1番だと思われます。
小さくても60坪〜の土地がほとんどなので30坪の平屋を建てて、駐車場のスペースをとっても十分です。
車3~4台はOK!
さらに隣の家との距離があるので、平屋でも眩しいくらいに太陽が差し込んできます。
我が家は窓を大きくしましたが、思っていた以上に日光の攻撃が強く、カーテンを半分閉めていることもあります。
平屋で太陽光発電つけても、バッチリ発電するよ〜!
田舎の都会に土地購入→76坪で250万円
我が家の土地の場合ですが、76坪ほどの広さを250万円で購入しました。
持ち主さんが年をとったので買い手を探してたみたい^^
ずーっと草がはえ放題の空き地だったようね
ここは田舎の中では少し大きな町(人口3万人)なのです。
いわゆる「トカイナカ」で、スーパーなど買い物の便利さと自然環境が程よくある町になっています。
都会と田舎のいいとこを合わせた「トカイナカ」
1坪あたりの単価は3.5万円でした。
▼買った土地の詳細
- 地目は原野→原っぱだった
- 特急が止まる駅まで徒歩10分
- スーパーやドラッグストア、ホームセンターまで徒歩10分
なかなか利便性の良い土地を買えたと思います。
スーパーや駅まで徒歩圏内なのに、家から山が見えて自然にあふれた環境なのが◎
田舎なのは間違いないのですが、「田舎だけど便利な土地」というのがけっこうあるのです。
運良くそんな土地に出会えた♪
土地+建物で総額2000万円ちょい
▼土地が安かったので、オプションが増えた
- 高断熱仕様
- 全館空調システム
- 太陽光発電システムを導入
土地が安くなった分、他の部分にお金をかけることができました。
家を高断熱にしたり、エアコン1台の全館空調にしたり、太陽光発電を入れたり…などなど。
その結果予算だった2000万円は少し超えてしまいました。
調子にのってすみません…
それでも関東圏の友人たちは、倍以上の値段で家を建てたと聞くと「田舎は安上がりだなぁ」としみじみ思います。
自宅の仕様はこちらの記事に書いています。
よくある質問Q&A
家を建てる時によく聞かれたことについて答えていきます。
▼田舎に家を建てることについて
- 売るときに困らないの?
- ご近所付き合いはある?
- 将来は帰って来ないの?
この質問は関東の友人から特に多くされました^^;
将来、売るときに困ることは?
実は田舎の家でもよほど高い値段でない限りは売れます。
というのも田舎暮らしをしたい方が今の時代多く、よっぽど山奥や不便な土地でない限りすぐに買い手がつきます。
山奥は山奥で好きな人にはたまらんのだよ^^
あなたも最初、山の中で探してたよね
僕ら夫婦は最初、田舎の格安物件を探していました。
「あ、ここいいかもしれない」
少しいいかもと思った物件はすぐに商談中になり売れてってしまいました。
思い切りが悪くて、何度も先を越されてしまったのだよ…
田舎の物件がポンポン売れていくのを見て、「よっぽど悪い条件ではない限り売れる」が僕らが学んだことです。
ニセコやルスツなど外国人の人気エリアに近いと、外国人が買っていくことも!
ご近所付き合いはある?
都会よりはあるんです(割と楽しい)
都市部に比べるとご近所さんとの付き合いはあります。
町内会もあるけど、集まりは年に1回しかなかったよ^^/
コロナ対策で1時間もやらなかったのよね
といってもすれ違った時に挨拶をしたり、雪かきをしながら「今日は降ったね〜寒いねぇ」なんて雑談をするくらいです。
農家さんからは大量の野菜(レタス5個、トマト20個などw)をいただけることもあったりで、ご近所付き合いも楽しいものですよ!
地元に帰る可能性は?
帰る気はなし!帰省は飛行機ですぐ◎
田舎の環境が自分に合いすぎていて、故郷の関東に帰る気はなくなりました。
帰省する時は北海道→東京間は飛行機で1時間半なのですぐ行けます。
「必要な時に何日か帰ればいいかな〜」
今はそんな気分で、自分に合う環境で過ごすことを大事にしています。
同じ地球にいたら帰省なんてすぐできるさ〜
まとめ→田舎の土地はすごく安い!20代で家を建てるのも納得
都会と田舎では土地の値段が1桁違う
田舎の土地の安さが伝わったでしょうか。
土地が広くて安いので20代〜30代で新築を建てる方も多いです。
100万円の土地もたくさんあるのだ〜
土地代が浮いた分、家のオプションを増やしたり、大きな家にする人もいます。
うちは小さな家だけど、少しだけ装備を付けたよ♪
探せばスーパーやお店まで徒歩圏内の土地がまだまだ空いています。
田舎で程よく仕事をして、好きな家を建てて、ストレス少なく生活していくのは悪くない選択肢だと思うのです^^/
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