(この記事は2022年11月29日に書きました)
「暖かいところに住みたい?」
「涼しいところに住みたい?」
「北海道か沖縄、住むならどっちがいいかな」
この記事はそんな方に向けて書いています。
こんにちは、寒いのが苦手だけど北海道へ移住したどんぐりです。
足先がいつも冷え冷えなんだぜ
自分の経験から北海道・沖縄のそれぞれのよい点・悪い点をまとめてみました。
▼この記事の内容
- 北海道か沖縄…どっちに住みたい?特徴を分析
- 結局どっちが良い?→私は北海道が合ってました
結論から言うと、暖かい環境や海のスポーツが好きなら沖縄。
寒いのが大丈夫で、雪山でのスポーツや美味しい食べ物が好きなら北海道です。
その人の好みによるとこだね^^/
それでは北海道・沖縄のそれぞれの特徴を見ていきましょう!
▼この記事を書いた人
名前:どんぐり♂
関東から北海道へ移住して5年
道内の美味しい物探しが大好き
北海道、外は寒いけど家の中は暖かい(暑い)!とてもいいとこですよ^^
北海道か沖縄…どっちに住みたい?特徴を分析
「北に行くか、南に行くか」
当時関東に住んでいた私は、どっち方面に行こうか迷っていました。
田舎なら、わりとどこでもよかったのだ
考え抜いた末に
暑いところ→湿度高いのと、汗がダラダラになるのは嫌(汗かき)
寒いところ→たくさん着込めばなんとかなるかも…
そんな単純な考えで一番北の北海道を選びました。
温暖化も考えて北に行きました
結果的にこれが良かったのですが、北海道生活の良いところを見ていきます。
北海道生活の良いトコ3つ
- 夏に涼しい♪
- 道民はおおらか
- 食べ物が美味しい!
実際に好きで移住した北海道。なんとか良いとこを3つにまとめました。
本気出せば105個くらいあるんだぜ
それは言いすぎでしょ…
夏に涼しい♪
地域によっては真夏でも30℃以下
近年は北海道でも35℃以上の真夏日が報道されていますが、それは一部だけ。
私が住んでいる太平洋側の室蘭市周辺は暑い日でも30℃程度。
同じく太平洋側の釧路市では30℃行かない日がほとんどです。
実は札幌や旭川、帯広、富良野などは盆地なので気温が上がりやすい特殊な地域。
札幌はコンクリート多いのも原因かもね
暑い地域ばかり報道されますが、実は涼しい地域も道内にはたくさんあるんです。
日陰に入ると十分涼しいよ~
道民はおおらか
よそから来た人への受け入れが良い!
→明治時代に移住し、開拓して出来たのが北海道
おおらかな人が多く、良く言えば細かなことは気にしない。悪く言えばおおざっぱです。
そのため、私のように本州から来た「よそもの」でも歓迎してもらえました!
故郷の福島や大学時代の山形はけっこうよそものに厳しい印象。
今でも本州の「田舎」は独自のルールなど、しがらみが強い感じがします。
道内では田舎ルールはなくて、歓迎してもらえて感謝
北海道民は全員が移住者!
北海道は明治時代に全国各地から人が開拓に入り、作られた場所。
言わば全員が移住者であって、歴史もまだ150年と若い地域なのです。
今の高齢者の両親世代から移ってきた人が多いよ
うちの近所は圧倒的に四国出身の方が多い!
全員が「移住者」のため、よそから来た人にも親切に仲間意識をもって接するのが北海道スタイル。
そのため、おおらかな人が多く私みたいな移住者も歓迎してもらえました!
食べ物が美味しい!
山の物、海の物、畑の物なんでも美味しい!
ご存じの通り、食べ物が鮮度抜群で何でも美味しいです。
ほんと、うまうまだぜ
北海道は1次産業が盛んで、農家さんや漁師さん、酪農家さんなど様々な方が広大な土地で働いています。
海の近く→鮮度バツグンの海鮮丼
牧場→とれたて牛乳のソフトクリームやケーキなど乳製品
山の近く→新鮮野菜や和牛をステーキで
こんな感じで、どこも最高に美味しく、一度味わってしまうと他では物足りなくなることも…
妻は美味しい物を食べすぎて、北海道に来てから3kg増えたと嘆いていました。
はい、食べすぎたのは私です
それくらい、どの食材も新鮮で美味しいものが食べられます。
北海道生活のいまいち2つ
そんな北海道ですが、いいとこばかりではありません。
雪国ならではの「いまいち」なことがあるのも事実。
どっちも冬に関することです
冬の暖房費
暖房費:戸建てで平均月3~4万円
高いところは5万円超えることも
冬は当然寒さが厳しくなるので、ストーブやエアコンの使用頻度が増えます。
道民は家じゅうを南国のように温める傾向があるので、さらに暖房費がかかるのです。
どれくらい暖かいかと言うと…
冬の室温ランキング(株式会社ウェザーニュースより)
- 1位:北海道(20.73℃)
- 2位:沖縄(20.64℃)
なんと、沖縄よりも高くなるんです!
外は-20℃でも家は常に20℃超えているんだよ
気温差40℃!!
友人なんかは設定温度を26℃とかでガンガン暖かくして
真冬でも半袖・短パンで過ごしています。
「暖房費のこと考えたら、もっと安くできるのになぁ」
と思っても、なかなか言えない私…
住む地域によっては雪かきが必須
こちらも北国ならではの問題「雪かき」です。
雪かきをしないと、車を出せなかったり、家から出られなかったり。
最悪、雪の重みで家が崩壊することだってあります。
「雪かき」という地域によってはやる必要のない仕事が増えるのが北国のデメリットでもあります。
北海道は全部が豪雪地帯ではない
意外かもですが、道内は全ての場所でたくさん雪が降るわけではないんです。
内陸や日本海側は多いですが、太平洋側の地域はあまり降らず雪かきもあまりしません。
私もそれを知って、太平洋側の地域に住んでいますが札幌に比べたら「全然降らない」です。
イージーモードなんだぜ
▼こちらに北海道の雪の少ない地域・豪雪地帯をまとめました
沖縄の素晴らしいトコ4つ
続いて沖縄の特徴になります。
北国の北海道とは真逆の南国ならではの良さが満載です。
- 冬でも暖かい
- 海で泳げる期間が長い!
- 暖房費が低く抑えられる
- 島時間→時間がゆっくり流れている
冬でも暖かい
1月、2月の最低気温は14℃程
北海道に比べたらとても暖かいです!
本州や他の地域と比べても、日本一冬が暖かいのが沖縄になってます。
野球チームが沖縄でキャンプするのも納得だね
「冬が寒くなければ、朝起きるのもつらくなさそう」
と思う方も多いかもしれません。
しかし北風が強い日も多いため、体感温度は少し低く感じることも。
なので寒い日は暖房器具を使ったり、少し羽織ったりして出かけることが多いです。
本州の「秋」のイメージだね!
海で泳げる期間が長い!
3月末~10月中頃まで泳げる!
海やマリンスポーツ好きには沖縄の海はたまらないですよね!
太陽が照り付ける青空の下、もっともっと青く透明な海に飛び込めるなんて。
沖縄は日本で一番早く、3月末には海開きが行われ10月中旬くらいまで泳ぐことができます。
3月って早い!!
とは言っても3~4月は海から出ると寒さを感じることもあるため、
6月~9月がベストシーズンと呼ばれています。
10月中旬まで泳げるのは「さすが沖縄」って感じがしますね。
半年以上海が開かれているんだね^^
暖房費が低く抑えられる
冬の最低気温が高いため、結果として暖房費が安くなります。
とはいえ、寒い日は暖房を使うことがあるため完全0ではないですが、
お安く済むのは南の島のとっても良いところですね。
暖かいとヒートショックのリスクが減り、健康的に過ごせる利点もあります。
北海道で何万円も暖房費を使う身としては、素直にうらやましい…。
冗談抜きでうらやましいっす
冬の光熱費が抑えられるのは、暖かい地域の特権ですね!
島時間→時間がゆっくり流れている
ウチナータイムとも言う、沖縄独特の時間の流れのこと
東京だと分単位で予定を決めたり、カツカツしているイメージありますが、
そんな細かなこと気にしないのが「島時間」。
沖縄の気候がそうさせたのか、割と時間に対しておおざっぱな人が多いです。
仕事面では時間をきっちり守る人が多数
職場の飲み会や仲間内の集まりはテーゲー(適当)
予定していた飲み会が30分遅れて始まったり、1時間遅れで来るのも割と当たり前。
なんとも言えないゆる~い感じの「島時間」、私は大好きです。
スローライフの意味では、こっちの田舎も似てるかも
沖縄のいまいち3つ
南国ならではのデメリットがあるのでご紹介します。
- 物価が高く、賃金低め
- 雨が多い・湿度が高い
- 大型の台風が来やすい
私の場合は、3つを考えた時に「私は住むの難しいかも…」と思い最終的に北海道になりました。
しかし沖縄が好きで移住して成功している方が多いのも事実。
あくまで参考程度にして下さい。
物価が高く、賃金低め
離島を中心に物価は高い
輸送費がかかる分、離島(石垣島や宮古島など)での物価はどうしても高いです。
沖縄本島でも物価は低くなく、時期によっては野菜やお肉など本土より割高。
ただし、ゴーヤ、パイナップルなど沖縄の物はとてもお安く購入は可能できます。
最低賃金は853円で最下位タイ
最低賃金が上がったとはいえ、全国33位(最下位タイ)という厳しい結果に。
求人票を見ても月給16~18万円のお仕事が多くなっています。
賃金が低くて、物価も安くはないとなると…生活は少し苦しくなってきますね。
雨が多い・湿度が高い
年中とっても湿気があり、家の中でもカビが発生することが多いです。
梅雨の時期は、部屋の中の湿度が95%になることも。
すごい湿気だぁぁ
そのため、沖縄では除湿器が大活躍!頼りになる、相棒です。
また雨が多いのも特徴の1つ。
冬の日照時間が短い??
沖縄は冬になると雨が多くなり、日照時間が減少。
天気崩れる日が多くなるよ
実は冬の日照時間は北海道(太平洋側)の方が沖縄より多かったりします。
梅雨の時期や冬の期間、雨が多いのは沖縄の特徴です。
大型の台風が来やすい
夏の時期、しばしばこんにちはする台風。
強い勢力のまま沖縄地方に上陸することがとても多いです。
そのため沖縄の住宅は頑丈で、背の低いものが目立ちます。
社会の授業でやりました!
それでも大きな台風が来ると被害もあり、停電が3日続くことも…
慣れてるとは言ってたけど、大変よね
立地上、どうしても台風は避けられない問題ですね。
結局どっちが良い?→私は北海道が合ってました
私には、たまたま北海道が合っていた!
どっちが住みやすいかはその人次第で、変わります。
北海道も沖縄もすっごくいいとこだよ^^
私は元々東北の生まれのためか、距離的にも近い北海道が合っていました。
「どうして北海道が合っていたのだろう?」と考えてみたら
- 畑や草原に親しみがあった
- 乳製品が美味しすぎた
- 温泉巡りが好き
ぱっと思い浮かんだのが上の3つでした。
故郷の福島は畑が多くて、広い原野がたくさんありました。
私はチーズやソフトクリームが好きなので、牧場が大好きです。
さらに学生のころから温泉巡りが好きでした。
故郷と同じような風景に、自分の好きな物たちが重なったことで
「こんなにも北海道が大好きな私」が出来上がったのだと思います。
今の町は、故郷の町と景色がとても似てるんだ♪
まとめ→北海道・沖縄どっちに住んでも素敵な場所
どちらも特徴は違えど、素敵な場所!
私みたいに「田舎に住みたい」、「人の少ない所に住みたい」
そう思う方は、暖かい地域か涼しい地域か、海がが好きか、牧場が好きかなど好みで選んでOKです。
場所を選べば、程よく田舎で人との交流もある、古き良き日本がそこには残されています。
都会生活に疲れた方は、地方での生活も案外悪いものではないです。
すっかりはまった私がいます
興味を持った方は沖縄にせよ、北海道にせよ一度足を運んでみるのもよいです。
どちらも最高の自然があなたを出迎えてくれます。
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▼参考記事はこちら
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